11月3日(水)ヤマザキナビスコカップ 決勝 F東京 vs 浦和(14:05KICK OFF/国立)
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「いい決勝になると思いますよ」ちょうど1週間前、初のタイトルを目指すF東京の原監督は笑顔を見せ楽しそうに話した。古巣である浦和を相手に戦うチーム初のファイナルという舞台に「最高だね!」と原節も快調だ。
「日本でこんなにおもしろいサッカーが見られるんだっていう、ファンの方々が期待している以上の、あの試合は良かったと後々語り継がれるような試合をしたいですね」原監督のこの言葉を聞き、1週間後に迫った決勝がどんな熱い試合になるのか自然と期待が高まった。
「そろそろと言うのではなく『今』優勝しなければ」とDF茂庭選手が語るように、これまで近いようで手が届かなかった「優勝」にまさに今、手を伸ばしているF東京。「掴み取りに行きますよ」とベテランの三浦文丈選手も気迫を見せる。「今」がやってきたのだ。
リーグ戦から中二日で試合を迎えることとなったF東京。原監督はリーグ戦にベテランの三浦選手と、ケリー選手を温存し、コンディション面を調整した。そして決勝前日の遠征に土肥、塩田、加地、ジャーン、茂庭、金沢、藤山、三浦、今野、宮沢、梶山、馬場、戸田、石川、ケリー、ルーカス、阿部という18人を帯同させ最終的なコンディションをチェックしてベンチ入りの16人が決められる。「でもここまで勝ち上がるまでには、遠征メンバー18人以外の力もあった。チームみんなで一丸となって優勝するんです」と原監督。
向かうところ敵なしといった今の浦和に対し「思い切ってぶつかっていくんだから、やりやすい」と笑顔を見せる選手たち。この言葉、表情からはリーグ戦で唯一浦和に勝利したチームであるというF東京の自信すら感じられる。前日練習では「どんどん前へ、前へ」という声が飛び交う中、攻撃面ではリズムの速いシンプルでスピードのあるプレーを見せ、守備面では、エメルソン選手、田中選手、そして右サイドの永井選手といった浦和の攻撃陣の想定した選手への対応を入念に確認しあう姿が見られ、ピリッとした「集中力」が伝わってくる。当然「いかにあの3人を自由にプレーさせないか」というのがポイントにあげられた中、心なしかジャーン選手、茂庭選手の表情はすでに険しく、臨戦態勢だ。
初めての決勝の舞台を翌日に控え、生き生きとした表情の選手たちからは「相手の嫌がるサッカー」「自分たちのサッカー」「楽しい気持ち」「笑顔」こうしたキーワードが次々と聞こえてくる。そして更に「ファイナルのビップ席に上がりたいね!そしてそこでカップを高々と持ち上げたいよ。うちは若手も図太い選手が多いから大丈夫だよ」と三浦選手はその先にある「カップ」の重み…「優勝」というものの重みを具体的にイメージしている。彼からは「経験」という武器の重みが漂っている。
「ファイナルという舞台で、楽しんで、のびのびプレーすること。むしろ清清しい試合にしようよ」選手にこう話した原監督。振り返ると、予選も含めナビスコカップ・ファイナルに立つまでのF東京の劇的な勝ちあがりの裏側には、確かに選手たちのこうした姿が思い出される。そしていよいよ明日その姿をまた見ることが出来るのか!!「自分たちのサッカー」ができるのがどちらのチームなのか、一時たりとも目を離すことが出来ない試合となるだろう。
11月3日、国立競技場、天気予報は快晴。試合前、原監督はピッチサイドに姿を現す際、晴れ渡った空をバックに応援をするサポーターにまず視線をもっていくことだろう。「一緒に戦おう」というメッセージを込めて・・・。
以上
2004.11.02 Reported by 日々野真理
J’s GOALニュース
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