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【キリンチャレンジカップ2004 日本代表 対 ドイツ代表 プレビュー】いい形でW杯最終予選に向かいたい日本代表。本気のドイツとどこまで戦えるか?(04.12.16)

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12月16日(木) 20:00Kick off(横浜国)
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2004 -Go for 2006!-
日本代表 vs ドイツ代表
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 先日行われた抽選会の結果、2006年のFIFAワールドカップドイツ大会に向けたアジア最終予選の対戦カードが確定した。グループBに振り分けられた日本と同組になったのはイラン、バーレーン、北朝鮮の3カ国。このグループで2位以内に入れば、ドイツへのチケットを手にする事となる。
 日本代表は、来年の2月9日に開催される予定の最終予選初戦の北朝鮮戦に向けていよいよ最終調整の段階に入った。そういう視点で見れば、今回対戦するドイツ代表は、日本代表の強化の意味でも重要な相手だと言える。

 2006年のワールドカップ開催国であるドイツは、当然の事ながら本大会出場のための予選が免除されている。W杯出場国は予選を通じて代表の強化を図るが、ドイツに関しては必然的に親善試合のみが強化の場となる。遠征メンバーもこれら親善試合でのパフォーマンスが本大会での出場を勝ち取るための最大にして唯一の方法だと理解しており、本気の戦いが繰り広げられるのは間違いない。
 ドイツ代表のアジア遠征は、リーグ戦のウインターブレークを利用している事も注目されるところだ。つまりドイツ代表はシーズンまっただ中の、ベストに近いコンディションを維持した状態で遠征しているのである。

 注目は、クローゼ、アサモアの2トップとバラックとの絡みである。ご存知の通り、クローゼは2002年のW杯日韓大会では5ゴールを決めるなど、これまでのAマッチでの通算成績は43試合で18ゴールと結果を残している。
 一方、バイエルン所属のバラックも高い得点力(Aマッチ通算48試合20ゴール)で知られており日本ゴールを脅かすだろう。それに比べるとガーナ出身のアサモアは、Aマッチ通算22試合で2ゴールと数字的には見劣りしているが、もちろん侮れない存在だ。

 士気上がるドイツ代表を迎え撃つ日本代表だが、こちらはまさに先日のチャンピオンシップで2004年のリーグ戦の全日程が終わったところ。その影響もあってか、ケガ人が出ており、難しい戦いを強いられそうだ。特に深刻なのが守備陣。クラブ、代表とハイペースで試合を続けてきた影響を受けてか、宮本恒靖、松田直樹の両者が今回の代表招集を辞退している。また足首を痛めている中澤佑二は14日の練習をほとんどせずに切り上げており、状態が気になるところだ。
 日本代表のベストフォーメーションは、過去の戦績を振り返れば3バックという事になるが、ケガ人続出のこの事態を受けてジーコ監督は4バックでの布陣を試している。緊急事態に備えて複数の選手やフォーメーションを試すのは悪い事ではないが、本気モードのドイツ代表の攻撃をどこまで食い止められるのか、注目したい。

 JFAは、手薄となった守備陣に柏の永田充を追加招集すると発表。永田といえば、福岡とのJ1・J2入れ替え戦では中澤聡太とともにスピードにも高さにも対抗した姿が思い出される。代表チームではライバルは多いが、出場機会が与えられるかどうかという点も含めて期待したい選手の一人だ。

 非常事態となっている最終ラインを、一つ前のポジションから支える存在として、久しぶりに代表に復帰してきた稲本潤一にも注目したい。彼は6月のイングランド戦で腓骨骨折という重傷を負ってしまったが、順調に回復して代表に戻ってきた。親善試合ではあるが、モチベーションも高くコンディションもいいドイツ代表とのこの一戦でインパクトを残せば、最終予選での起用に目処が立つ。日本代表のためにも、いいパフォーマンスを期待したい。

 意外な事に、日本代表とドイツ代表との対戦はこれが初めてとなる。日本サッカーの礎となったのはデッドマール・クラマー氏の指導だったことは周知の事実だが、およそ半世紀の時を超えて実現した日本対ドイツという対戦で、日本代表はどこまで成長した姿を見せられるのか。そうした観点からもこの試合を楽しみたいと思う。

以上

2004.12.15 Reported by 江藤高志
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