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【第12回Jユースカップ2004 Jリーグユース選手権大会:準決勝】プレイヤーズ レビュー 《浦和・東京V》(04.12.25)

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Jユースカップ準決勝。2試合ともチームの色を出しつつも勝負にこだわった好ゲームを見せてくれた。
高校選手権に代表されるような高校サッカーの熱い青春のイメージとは対照的に、クールなイメージあるクラブユースチーム。だが、勝利に湧き敗戦に沈む姿からは、そんなイメージが固定概念でしかないと思い知らされる。ここで、破れた浦和ユースの準決勝での得点者DF野島康宏と、東京VユースのMF弦巻健人を紹介したい。共に高校2年生。この日の敗戦を糧にユースでのラストとなる来年、そしてその後の活躍に期待をしたい。

■浦和レッズユース:DF野島康宏

Jr.ユースから浦和レッズに所属する高校2年生。これまで代表歴はなく、「先のことも考えて1.2年生主体に組んだ」(村松監督)チームで「この大会になって試合に出れる様になった」(野島)ところだ。大会中、もっとも印象に残ったのは11/14予選リーグC大阪戦。アウェイでの戦いだ。C大阪に先制されるも、前半ロスタイムに同点に。後半再び先に点をとられるものの、セルヒオ(エスクデロ)の2得点で突き放した試合。この勝利で予選リーグの1位通過をほぼ決めた。ドラマチックな展開に「みんなが一つになれた試合」だという。
この日準決勝では鹿島ユースに破れ、「負けて悔しい。チカラを出し切れたとは思えない。」と試合後まだ紅潮した顔で話す。この日唯一の得点は「チームでやってきたことが上手くできた」という野島自身の特徴の一つであるヘディングから。左コーナーキックにどんぴしゃのタイミングで飛び込んだ。「実戦で戦う事が勉強になった。自分にできることと出来ない事が分かりはじめている」。今年最後の大会で収穫も少なくなかった。好きなDFはマルディーニ。来年は「まず、このチームでタイトルが欲しい。このチームでは経験がないので」。実戦の楽しさを覚えはじめた17歳に敗戦に沈んでいる暇はなさそうだ。

■東京Vユース:MF弦巻健人

ジュニアから東京V に所属。早くも小学校(ジュニア)時代に1学年下の森本らと共に全国制覇をなしとげた東京V期待の学年。ヴェルディユースを喜山、三原と共に2年生ながらチームを牽引する。今季は東京Vトップチームに2種登録。U17代表候補合宿にも呼ばれ多忙な1年を過ごした。
破れた準決勝ではベンチスタート。準々決勝大分戦には累積のため欠場。彼を欠いたメンバーで勝利をしたために「勝ったチームはいじらない」を信条とする都並監督は例え弦巻であろうとそれを貫いた。
悔しさを抱えつつ後半開始からの出場。「点をとろうと思った。攻撃は自分が中心になって、責任をもってやろうと思ったんだけど」と広島相手に何も出来なかった45分を振り返る。この試合前には選手だけでミーティングもした。全日本ユースで0-6の大敗を喫している広島相手。燃えるものは少なからずあった。中でも同じジュニアから共に過ごし、来年から名古屋入りが決まっている須藤の熱さには打たれた。「彼とは10年以上ずっと一緒に過ごしてて…一緒にできる最後だったんだけど」悔しさを滲ませる。「今年は一度も広島に勝てなかった。来年こそは勝ちたいですね」。J ユースカップ3年連続優勝、今季3冠に王手をかけた広島に来年こそはそして、先輩達の分もとリベンジを誓う。

以上

2004.12.25 Reported by 了戒美子
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