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【JユースCUP2004 決勝 プレビュー】鹿島の挑戦を受ける「王者」広島の三冠なるか?(04.12.26)

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2004年12月26日(日)13:00 Kick Off/長居スタジアム
鹿島ユース vs 広島ユース
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 泣いても笑っても最後の1試合となった。Jユースカップ、12チーム目のチャンピオンは、26日13時からのゲームで決定する。

 今年もとにかく広島の強さが目立つ大会だった。「危なげ」も見せた昨年とは違い、今年はまさに磐石に近い。グループリーグでは広島に次ぐ戦力を誇るG大阪と同居する激戦区に配され、ベストメンバーが常に組めない中でも確実に勝ち点を積み重ねて突破を決めた。一回戦、清水とのゲームも前半こそ思うような試合運びができなかったものの、後半は圧倒。3-0で快勝を飾る。難敵・市原との二回戦もエース前田俊介(3年)の「劇場」が開演して、これを撃沈。先日の準決勝ではヴェルディにサッカーらしいサッカーをさせずに抑え込み、2-0で叩き潰した。まさに「王者」の風格を漂わせての決勝進出だったといえるだろう。

 対する鹿島は激戦に次ぐ激戦を勝ち抜いての決勝進出となった。激しいデッドヒートとなったグループリーグ戦を勝ち抜き、迎えた一回戦は同じ関東の横浜FM。両チーム合わせての5人の退場者を出しながらの一進一退の攻防戦を3-2でかろうじて制して二回戦へと駒を進めた。二回戦でも同じ関東の柏と激突。膠着した展開の中、ロスタイムに山本拓弥(3年)のCKを吉澤佑哉がヘディングで叩き込み、準決勝進出を確定させた。迎えた準決勝。浦和を相手に徹底したマーキングでその特長を潰しきる。後半に一旦セットプレーからリードを許すも、すぐさまこちらもセットプレーから後藤圭太(3年)が決めて同点とする勝負強さを披露。PK戦をGK杉原一貴(3年)の活躍で制して、根本裕一(大分)、野沢拓也(鹿島)らを擁して以来、実に6年ぶりとなる決勝進出を果たした。

 決勝でも鹿島は準決勝と同じく、相手の長所を潰し、虎視眈々と隙を狙う構えだろう。広島が3トップの布陣を敷いていることから、浦和戦で見せた3バックではなく、4バックに戻しての戦いが予想される。広島・森山佳郎監督は「見たこともやったこともないから」と警戒を強めるが、広島には浦和のエスクデロのような「絶対的な起点」は存在しない。それこそ11人全員が起点として機能しうるチームなだけに、抑えるといっても容易ではないだろう。むしろ、鹿島にとってのポイントは「攻められっぱなし」を避けるためにどれくらい攻撃陣が踏ん張れるか。特に負傷から復帰の期待される大道広幸(2年)のパフォーマンスが鍵を握りそうである。広島相手にも臆することなく、立ち向かってもらいたいところだ。

 一方、準決勝終了後に広島の選手が口々に語ったように、広島側にとって大切なのは「自分たちのサッカーをすること」。「終わり良ければ全て良し」とは右DF森脇良太(3年)の言葉だが、対戦したクラブ、高校の監督が揃って「強すぎる」と語った今年の広島にとって、いよいよ最後の戦いとなる。充実したシーズンの集大成を見せることができるのか。強いハートとたくましさを持った鹿島はそれを試すには願ってもない相手である。
 
以上

2004.12.25 Reported by 川端暁彦
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