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【カタールU-21国際大会:アルジェリア代表戦現地レポート】本田が一矢報いるも、未体験のスピードとフィジカルの強さに惜敗。(05.01.18)

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1月16日(日)アル・アラビスタジアム/ドーハ
QATAR INTERNATIONAL YOUTH U-21 FRIENDLY TOURNAMENT

日本代表 1 - 2 アルジェリア代表
得点者:89分 本田 圭佑(星稜高)

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グループリーグ第2戦、U-20日本代表はアルジェリア代表に対し1-2で惜しくも敗れた。中1日で行われるグループリーグ最終戦に向け、17日アルガラファスタジアムのサブグラウンドにて調整を行った。サブ組はゲーム形式での4対4、「鳥かご」と呼ばれるボール回し、ディフェンスの練習などハードなメニューをこなした。スタメン組は軽くランニングとストレッチで終えた。

 本来ならU-21代表が集うこのカタール国際トーナメント。しかしながら2008年の北京五輪をにらみ、20歳以下の代表を送り込むチームが参加8ヶ国中5ヶ国。残りの3ヶ国---ノルウェー、ウクライナ、そして16日に対戦したアルジェリア---は、21歳以下の代表チームを送り込んできている。

1戦目カタール代表戦では、AFCユース選手権であれほど苦しめられた相手(0-0、PK 5-3で勝利)に4-0と大勝を収めたものの、相変わらず中盤でのボール回しがままならず内容に乏しい試合と言わざるを得なかった。
 もちろんニューフェイスの辻尾(中央大)、本田(星稜高)、家長(G大阪)らの活躍や、すでにチーム古株の兵藤(早稲田大)、平山(筑波大)のコンビネーションからの得点といった華々しい要素はあった。しかし、全体に見るとロングボールで前線まで運び、そこからの展開といういつものパターンに終止する試合に終わった。

 2戦目の相手は、1歳年上となるアルジェリア代表。これまでになく大きくて速い相手に、日本代表は苦戦を強いられた。
「チャレンジの大会」と位置づけられ、新戦力テストも大きなテーマの一つにあげられるこの大会。この日はスタメン2トップに辻尾、平山が名を連ね、新たなコンビが誕生した。
 しかし、前半からその2トップと、トップ下の兵藤までが徹底したマンマークに苦しむ。大熊監督の言葉を借りれば「ど、マンツー」の状態。それでも、カタール代表戦に比べ「つなぐ」意識が見え始める。得点にこそ到らないが兵藤からサイドの家長にはたき、前線の平山、辻尾へボールを送り込むシーンも見られるようになる。
そんな中、前半22分にFKから失点。ディフェンダーにあたって跳ね返ったところを、つめてきたタヤブに決められる。

 後半に入り、辻尾に代えて前田(広島ユース)を投入。この大会初出場ながら堅さのない動きを見せるが、いかんせん相手の実力が格上ということもあり、どうしても守備に多くの時間を取られてしまった。
 後半24分には、柳楽(福岡)に代えてカレン(磐田)、35分家長に代えて水野(市原)、39分吉弘(広島)に代えて豊田(名古屋)と大熊監督は立て続けに手を打つも、その間に失点してしまう。

 「相手が速すぎた」というGK西川(大分U-18)のコメントが物語る流れの中からの失点は、後半33分に訪れる。味方のパスミスを相手に拾われ、左サイドのサザールがドリブルで運び、ディフェンダーをかわしホシンへ。ボールをもらったホシンはドリブルからシュート。
「祐三君(小林/柏)がニアを切ってくれたんで、自分はファーに飛びました」(GK西川)。しかしこのシュートがゴール左隅にささった。
「いい経験になった」と大熊監督が語るように、こういったアジアのユース世代との対戦では経験することのできなかったスピードと、フィジカルの強さを経験するなど収穫も少なくない。

 そうした中で、一矢報いたのはニューフェイスの本田。お正月の高校選手権での活躍も記憶に新しい彼は、2試合連続の先発。このチームをここまで引っ張ってきたボランチ陣を脅かす存在になりつつある。なによりも彼の売りはプレースキック。そこにレフティーというアドバンテージも加わる。
 試合終了間際の後半44分、ペナルティーアークぎりぎりで得た間接フリーキック。兵藤が流したボールは、彼の左足で直接ゴールマウスへ。前に出たGKの頭上を越え、ぽとりと落ちた。
 また、この日キャプテンマークを巻いたのは平山。小学6年生以来となるゲームキャプテンに「張り切っていたんだけどダメだった」と苦笑した。

 グループリーグ3戦目の相手ベラルーシ代表は、アルジェリアに0-1で敗戦している。「7番・8番・20番に要注意」と語る大熊監督。この大会以外の情報は多くない相手だが、決して侮れない。
 また、チーム内に目を向ければ、新顔の活躍で活発になるポジション争い。それこそが、このチームを強くする。

 ワールドユースに向け、より強化を図るためにも1試合でも多くの試合をこなしたい。次戦ベラルーシ戦で負けてしまえば、この大会はそこまで。引き分け以上の結果で準決勝進出が決まる。次の試合は、結果を求めて臨みたい。

2005.1.18 Reported by 了戒美子

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□日本代表、今後のスケジュール
1月18日(火)18:00kick off(現地時間)
 vsベラルーシ代表 (アル・アラビスタジアム/ドーハ)


以上
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