1月18日(火)アル・アラビスタジアム/ドーハ
QATAR INTERNATIONAL YOUTH U-21 FRIENDLY TOURNAMENT
1次リーグ第3戦
日本代表 2 - 2(1 - 1) ベラルーシ代表
得点者(日本のみ):23分 平山相太(筑波大)、79分 苔口卓也(C大阪)
※日本代表は、1勝1敗1分のA組2位で準決勝進出が決定。
---------------------
決勝トーナメント進出のためには引き分け以上の結果が求められた1次リーグ第3戦のvsベラルーシ代表。引き離されては追い付くという展開のゲームを、日本は珍しく粘りきって2-2の引き分けで試合を終えた。結果、決勝トーナメント進出を果たし、カタールの地であと2試合、経験を積むことになった。
ところで、このところ2日間ドーハにも雨が降っている。中東といえば砂漠、乾燥地帯といった固定概念を覆される大雨なのである。第3戦、ベラルーシ代表戦の試合前、午後3時半(現地時間)。突然、雨には慣れた我々日本人でさえ驚くような大雨が降り出す。まるでAFCユース選手権が行われたマレーシアのスコールのよう。10分ほどで止んだかと思うと、少しのインターバルをおいてまた降り出す。今度は白い固まり…ヒョウが降ってきた。物珍しげに店先に出て見物する商店の店主たち。日本選手たちは部屋で無事に過ごしたと言うが、翌日の現地ニュースでも陥没した民家の屋根や驚く町の様子が報道された。
その日の夜7時半、日本対ベラルーシの一戦は行われた。昼間の天候不順も影響なく、試合の時間帯は安定した天気。多少強めの風と、スリッピーなグラウンドが気になる程度。先発メンバーは次の通り。
GK松井、DF柳楽、小林、水本、MF:増田、吉弘、中村、家長、兵藤、FW:カレン、平山。いつもと同じ3-5-2のフォーメーションでベラルーシ代表に臨む。
この日は中盤でいわゆる「悪い奪われ方」が多発。右サイドを中心に、点に直結するインターセプトをされる。試合後、宿舎に戻ってからもディフェンス陣を集めてビデオを見せたと言うほど、連係の不安が露呈されてしまう。
開始早々の前半5分に、自陣右サイドで失ったボールを逆サイドに展開され早くも失点。試合後に、この日キャプテンマークをまいた水本、小林、中村らがそろって反省を口にした失点だった。
しかし、ここからの粘りがいつもと違う。前半23分、エースの一振りで試合をイーブンに戻す。増田の絶妙の縦パスを平山らしく反転しながらコントロール、 そしてシュートへ。「シュートのあと、腰が痛かったです」と笑いながら振り返るシュートは見事の一言。
後半16分に相手に与えたFKを直接決められ再びリードを許すも、今度は後半34分、途中出場の本田がスペースをめがけて蹴り込む。そこに走り込んだ苔口がDF2人とGKをかわし、無人のゴールへ流し込み2-2の同点に。このまま試合は終了し、日本は決勝トーナメント進出を果たした。
「とりあえず次にいけてよかったけど、ディフェンスの連係が…」とは中盤、守備陣がそろって口にした言葉。ミス、そしてファウルからリズムを崩しての失点に反省も材料も多い。
「強い相手だから、中盤は守備から入る。攻撃のバランスが崩れるのはしかたがないけど、その次だ」と、試合後に語ったのはFWのカレン。またDF小林は「中盤で取られるのは仕方ない。その後、中盤の戻りとディフェンスのがんばりだ」と話した。
次戦に向け、求められるのは一人一人の「がんばり」と、攻守の切り替えの判断力、そしてそれを統率する力のようだ。
幸いにもあと2試合ドーハで経験を積むことになった。準決勝ノルウェー戦まで中4日。グループリーグで得た課題はここで解消していってほしい。
2005.1.20 Reported by 了戒美子
---------
□今後のスケジュール
1月23日(日)準決勝 アル・アラビスタジアム/ドーハ
17:30kick off(現地時間) アルジェリア代表 vs 韓国代表
20:30kick off(現地時間) ノルウェー代表 vs 日本代表
1月26日(水) アル・アラビスタジアム/ドーハ
17:30kick off(現地時間) 3位決定戦
19:45kick off(現地時間) 決勝
以上
J’s GOALニュース
一覧へ【カタールU-21国際大会:ベラルーシ戦現地レポート 】準決勝進出が決定。残り2試合でグループリーグでの課題を克服したい。(05.01.20)













