フィジカルトレーニング主体の合宿を行う日本代表だが、選手たちが体力的に追い込まれていることを示す象徴的な出来事が起きた。昨日の夜半。合宿4日目となる翌日午前練習の予定が変わり、陸上競技場でのトレーニングがプールを使ったトレーニングになったのだ。ボールを使った1対1、2対2といった対人トレーニングが予定されていたが、試合が始まる前に選手の体が壊れてしまっては元も子もない、ということだろう。
そのプールでのトレーニングは、45分程度のウォーキングを主体としたものだったという。この練習メニュー変更について、西紀寛は「リフレッシュになりました」と口にしている。
負荷を下げて臨んだ午後練習には、風邪から復活した中澤佑二の姿が…。中澤は午前中に40分程度のランニングを行って、体の調子を整えての参加となった。ちなみに三浦淳宏はこの日も別メニューでの調整だった。
三浦を除いた19人のフィールドプレーヤーにスタッフが1人加わり、2人1組のペアになって体を動かす。およそ30分程度の準備運動を終えて、いよいよサーキットトレーニングが開始された。この日は12種類のメニューが用意され、それぞれの種目を30秒ずつ繰り返していった。
この日の北部九州地方は雪が降るなど、寒波に見舞われた。それは、これまで太陽が顔を見せていた宮崎も例外ではなかった。吹き付ける冷たい風が選手たちを襲う中、それでも黙々と体を動かし続けた。
「サーキットはつらいです」とは西の言葉だ。
ほとんどの選手を乗せた選手バスが競技場から離れ、TV撮影の対応で最後まで残っていた川口能活が1人だけ遅れて送迎用の車に乗り込もうとしたときのこと。まだ競技場の周辺に残っていたファンがサインを求めて集まった。川口は1人1人に対して丁寧に対応していた。厳しいトレーニングが毎日続く中で、立派な姿勢だと思う。
2005.1.20 Reported by 江藤高志
以上
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