5月4日(水) 2005 J2リーグ戦 第10節
福岡 0 - 1 甲府 (14:04/博多球/8,788人)
得点者:'19 水越潤(甲府)
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●松田浩監督(福岡):
「先制される形で、相手に守りに入られて、前節と同じような感じの後半だったなということで、最終的に点が取れなかったなと思います。後半の早いうちに点が取れれば流れがこっちに来ると思っていたのですけれど、それが取れなくて守りきられたという試合だったと思います」
Q:立ち上がりは悪くありませんでしたし、選手たちも一生懸命やったなと思うのですけれど、1点取られてから勢いがなくなったというか、気持ちが伝わらなくなったような印象を持ちましたか。
「気持ちは伝わらなかったかも知れませんけれど、選手たちは一生懸命やったと思います。特に後半に入ってからは、非常にいい形を作りながら攻め続けましたし、選手は一生懸命やったと僕は思っています」
Q:今日は具体的に何が悪かったのでしょうか?
「そう簡単な試合は続かないと思うし、戦力的にずば抜けているわけでもないと思うし、やはり、先制点というのが大きかったと思います。それと、そういうことが、自分たちの繋ぐサッカーに勇気が持てなくて少し蹴ることが多くなったというか。そういうことで自分たちのいい時のリズムで出来なかったということです。いい時というのは、放っておいても、いいリズムで基本的に繋ぐサッカーというのが出来るのでしょうけれど、そういうサッカーにならなかった、我々の持ち味が出なかったというところ。もちろん、相手の出足も鋭かったですし、甲府とか山形は、そういうチームだと思いますし、京都とか。そういう意味では、ここの所、あまりいい試合が出来ていないということから、リズムが出なかった、自分たちの一番の強みが出せなかったと。繋ごうとした時にシンプルさに欠けて、もう少しいいことをしてやろうと、取り返そうという気持ち、普通だったら、もっとシンプルにやるのだけれど、そういうので取られて速攻を喰らうんで、また怖がるとか。そういう意味で、悪循環に陥っているかと思います。その辺が一番うまくいかなかった理由かなという気がします」
Q:最近良くないということですが、今後、どうやって改善していくのでしょうか?
「あのですね、良くないって言うのは点が取れていないところだけなのですね。どこもそんなにいい試合をして勝っているわけではなくて、決定力というところで勝っている。そこがサッカーでは大事なところなんで、今日も後半は1点取れればどんどんいけるのではないかなという気がするし、そういう意味では、点が入ってくるような形になれば全体的にいい形になっていくかなという気がしています」
以上













