5月8日(日) 2005 J1リーグ戦 第11節
柏 0 - 0 新潟 (15:01/柏の葉/10,144人)
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「試合のニュースを見たらレイソルのシーンばかりになるような試合だったと思う。そんな中で勝点1を拾ったことを評価したい」
アルビレックス新潟の反町監督は、監督会見のなかで試合をそのように振り返った。
前々節に大敗を喫した柏レイソルとアルビレックス新潟だが、大幅にメンバーを代えて臨んだ前節で柏はチャンスを作りながらも0−1で惜敗し、同じく大幅にメンバーを入れ代えて戦った新潟はアンデルソン リマの劇的なフリーキックで勝利をモノにしていた。
これを受けて挑んだ今節。新潟は前節の流れをそのまま受け継ぐメンバーで試合をスタートさせた。対する柏は前節、チームに安定感をもたらしたと評価されたボランチ小林祐のスタメンは維持されたものの、それ以外のメンバーがスタメンから外れ、クレーベル、リカルジーニョ、玉田がピッチに戻ってきた。
試合が始まり、最初にペースをつかんだのは柏だった。
2分、玉田のドリブル突破からこぼれたボールを山下がキープし、リカルジーニョへとつなぐ。リカルジーニョは逆サイドのクレーベルへとつなぎ、最後はオーバーラップしてきた波戸がミドルシュート。新潟のGK野澤に弾かれたボールをさらに山下がヘッドでつなぎ、中央の玉田がヘディングシュート。柏の連続した攻撃が新潟ゴールを脅かす。
この先制パンチが効いたのか、「前半は少しバタついてしまった。もっと自信を持ってプレーしなければ」と岡山が振り返ったように、新潟は腰が引けた戦い方となってしまう。新潟の2枚看板である鈴木慎、寺川の両サイドが引き気味の位置でプレーする立ち上がりとなったが、これは逆に言うと柏の両サイドが彼らを押し込む形で前に出て行ったからにほかならない。とくに右サイド波戸の攻め上がりは効果的で、37分にも波戸のクロスから玉田、山下とつないで決定的な形を作り出した。
後半は柏、新潟ともにパフォーマンスが落ちてしまったが、これまで連戦をこなしてきたことを考えると、やむを得ないところか。それでも下位にとどまる両チーム(柏:17位、新潟:14位)は、守備面での集中力を最後まで切らすことなく0−0で90分を終了した。
柏のリカルジーニョにマンツーマンでついた新潟のボランチ本間は、「勝ち切れていないのが課題だけど、攻撃の形はできてきている」と語ったが、柏の最終ラインを仕切ったDF中澤も「チャンスはあったと思うし、点が入りそうな予感はある」と手応えを口にしている。下位に低迷していた両チームだが連戦を締めくくったスコアレスドローの試合の中で、這い上がるきっかけを見つけたのかもしれない。
以上
2005.05.08 Reported by 平山佳代
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