5月21日(土)J2 第13節 横浜FC vs 福岡(14:00KICK OFF/三ツ沢)
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横浜FCは4月2日以降、福岡は4月16日以降、ともに勝ち星に恵まれていない。横浜FCのシュート数134本(リーグ4位)、福岡のシュート数145本(リーグ2位)という数字に表われているように(Jリーグ公式サイト「チーム別集計結果」参照)、やっているサッカーそのものは決して悪くはないのだが、それがゴールという結果に結びついていない。
中盤を経由して両サイドから攻め上がるという形を持ちながら、フィニッシュの部分に課題を抱える両チームにとっての最大の薬は勝ち点3。それを求めて、両チームは三ツ沢公園球技場でぶつかり合う。
とにかく点が取れない。それが横浜FCの悩みだ。12試合を消化して得点が1点以下の試合が11試合(うち、無得点試合5)。ゴールに向かう姿勢が出ている時には良い形を作るのだが、それが詰めの段階で甘さが出て得点につながらない。
しかし、そんな中で怪我人の復帰は横浜FCにとっては明るい材料だ。前節で5試合ぶりに先発出場したシルビオは中盤で攻撃の起点を作り、開幕以来の先発出場を果たしたジェフェルソンは2試合連続ゴールを記録。ようやく上昇の兆しが見えてきた。
前節の草津戦は守りきれずに引き分けに終わったが、シルビオと小野信義のダブルボランチが縦の関係を築くことで、中盤の高い位置にポイントが出来、それが両サイドからの攻撃を活性化させた。高さのあるジェフェルソンと経験豊富な城で組む2トップの得点能力に疑いはなく、きっかけさえ掴めば得点力不足は一気に解消される可能性は高い。そのきっかけを掴むためにも、前節の嫌なムードを切り替えて福岡戦に全力で臨む。
一方の福岡は決めきれない悩みを持つ。4得点を挙げた試合が2試合あるように、得点能力に問題があるわけではない。ただし、一方的に攻める展開で欲しい時間帯にゴールを決めきれず、結局、最後は粘られて引き分けに持ち込まれるパターンが多い。ほとんどの試合でシュート数、決定機ともに相手を上回る戦い方に間違いはない。あとはフィニッシュの場面で選手がどれだけの集中力とアイデアを持つか。熱い気持ちと冷静さが求められている。
福岡はシーズン開幕当初から怪我人が続出し、チーム内での競争原理が働かないという悩みもあったが、横浜FC同様、ここへ来て怪我人が復帰してきたのは明るい材料だ。既にトップチームに合流している林はキレを取り戻しつつあり、MF陣は誰を出していいか悩むほど、それぞれの選手が好調を維持している。「気分の乗っている選手がいちばんいい仕事をする」という松田監督。横浜FC戦では、先発メンバーに若干の入替があるかもしれない。
ともに同じような状況で迎える第13節。横浜FCの10位(勝ち点11)に対して福岡の3位(勝ち点19)と順位と勝ち点には開きがあるが、実際の力に順位ほどの差はない。そういう意味では、互いにとって厳しい試合である一方、きっかけを掴むための大きなチャンスとも言える試合だ。勝ち点3を奪って一気に状況を好転させるか、それとも、ズルズルとこの状況を続けることになるのか。両チームにとっては、単なる1試合ではない大きな意味を持つ試合になる。果たして現状を打開するのはどちらだろうか。
以上
2005.05.19 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
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