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【プレシーズンマッチを観に行こう!】注目の来日クラブ紹介-ユベントス編-(05.05.31)

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ユベントス 基本情報

■チーム名:JUVENTUS FOOTBALL CLUB S.P.A
■創設年:1897年
■監督:ファビオ・カペッロ(Fabio Capello)
■ホームスタジアム:デッレ・アルピ (Stadio delle Alpi / 67,729人収容)
■2004-05 セリエA優勝
■ホームページURL:http://www.juventus.it/

主な獲得タイトル(獲得タイトル、獲得年)


■スクデット(セリエA優勝):28回
1905, 1925-1926, 1930-1931, 1931-1932, 1932-1933, 1933-1934, 1934-1935, 1949-1950, 1951-1952, 1957-1958,
1959-1960, 1960-1961, 1966-1967, 1971-1972, 1972-1973, 1974-1975, 1976-1977, 1977-1978, 1980-1981, 1981-1982,
1983-1984, 1985-1986, 1994-1995, 1996-1997, 1997-1998, 2001-2002, 2002-2003, 2004-2005
■コッパ・イタリア(国内カップ):9回
1937-1938, 1941-1942, 1958-1959, 1959-1960, 1964-1965, 1978-1979, 1982-1983, 1989-1990, 1994-1995
■イタリア・スーパーカップ:4回
1995, 1997, 2002, 2003
■トヨタカップ:2回
1985, 1996
■ヨーロッパ・スーパーカップ:2回
1984, 1996
■チャンピオンズリーグ(チャンピオンズカップ時代を含む):2回
1984-1985, 1995-1996
■カップウイナーズカップ:1回
1983-1984
■UEFAカップ:3回
1976-1977, 1989-1990, 1992-1993

注目の選手 と そのプレーの見所


■デルピエロ(イタリア代表)
セリエA最高のテクニックと想像力を持ち合わせた選手。度重なる負傷などで97〜98シーズン以前のスピードは取り戻せていないが、相手守備陣が見せた隙を確実に突いてくるあたりはさすが。クラブがデルピエロの後継者を探している事もあり、来季以降の去就は不透明。

■ネドベド(チェコ代表)
練習、試合を問わず常に全力を出し切るユベントスの攻撃の核。左サイド、トップ下を基点にパス交換を織り交ぜた攻め上がり、そして正確なミドルシュートが武器。2003-2004年バロンドール受賞。

■エメルソン(ブラジル代表)
中盤中央での守備のスペシャリスト。空中戦からボール奪取まで全てをこなし、攻撃では直接フリーキック、コーナーキック時のヘディングなどセットプレーでもチームに貢献。

■イブラヒモビッチ(スウェーデン代表)
アヤックスから加入したスウェーデン人フォワード。その大きな体格を活かしセリエAでも屈指のボールキープ力を誇る。サイドでボールをキープし、そこからテクニックを生かした折り返しで中央に切り込むのが得意技。強力なヘディングも持っている。

■カンナバーロ(イタリア代表)
小さな上背でユベントスの最終ラインに君臨するディフェンスのスペシャリスト。驚異的なジャンプ力が注目を集めるが、もっとも優れているのはその動き出し、読みの速さ。足の骨折の完治具合に不安を抱いたインテルがユベントスに放出したが、現在、最高のコンディションを取り戻している。

■トレゼゲ(フランス代表)
研ぎ澄まされた得点感覚が特徴のフォワード。今季は肩の脱臼の後遺症の治療のため手術を余儀なくされ、復帰後も別の箇所の負傷に悩まされたが、復帰直後のレアル・マドリード戦(UEFAチャンピオンズリーグ)ではチームを勝利に導くゴールを決めている。2001-2002セリエA得点王。

ユベントスのサッカーの特徴

最終ラインと中盤の2ラインが築き上げる防衛ラインは圧巻。基本フォーメーションは右のカモラネージ、左のネドベドを基点にサイド攻撃からゴールを狙うチームである。
ユベントスは伝統的に、全ての選手が如何なる状況でも全力を尽くすメンタリティーを持っている。実力が勝るチームが下位チームとの対戦でしばしば陥りがちな集中力の低下、油断がほとんどない。
世界屈指のタレントを擁し、なお且つ下位チームがビッククラブに対して死に物狂いで立ち向かうのと同様に全ての試合で全力を尽くす。苦しい試合展開の中でもそういったプレーからゴールを何度も生み出しており、今季のレアル・マドリード戦を含めこれまでチャンピオンズリーグでの逆転勝利が多く、国内でも2004-2005シーズンはミラン有利の下馬評を覆しセリエA優勝を見事勝ち取った。

現地での人気度、ファン層

イタリアのサッカーファンの半数がユベントスファン、残りの半数がアンチ・ユベントスという言い方が現地ではよく使われる。地元トリノではファンが根付いておらず、競技場は常に空席が目立つ。アウェーでの試合では各地のユベンティーノが熱狂的にチームを応援するという奇妙な構図が出来上がっている。
ユベントスはサッカークラブとしては数少ない黒字経営を実現している優良企業で、現在はチームの基盤となるファン層の改善に力を入れている。アジア遠征もその一環。また、ホームスタジアムを改修しその周辺に娯楽施設を建設することになっているが、この改修は陸上トラックがあるデッレ・アルピをサッカー専用に改修し収容人員を縮小、テレビ放映時に空席が目立たないようにしようという意図があるとも言われている。

現地での日本サッカーへの印象

代表チームなどの認知度はそれほど高くないが、中田英寿や中村俊輔の活躍で選手個人に対する評価は上がっている。特に中田英寿は、ローマ所属時にユベントスがスクデットを失うきっかけとなったトリノでのローマ戦(2−2 / 中田英寿の1ゴール+1アシスト)での活躍が今でもよく覚えられている。

以上



Reported by 吉田和史
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