○ジーコ監督(日本代表)
「大切な試合が続きますが、自分たちがワールドカップ本大会へ行くための大切な一つの試合ということで、選手の気持ちも充実しています。自分たちがどんな戦い方になってもワールドカップに行くんだという気持ちを出してくれれば必ずや、本大会への道が開けると確信しています。
とにかく今がいちばんきつい時期かもしれませんが、あとは精神力ですね。自分たちの欲しているものを前面に出して、確実にキップを手にしてくれると思っています」
Q:中東の合宿から連係を確認していますが、その点については?
「技術的にはかなりしっかりしているチームなので、今日もポジショニングの確認をしました。この前のバーレーン戦のような強い気持ち、自分たちで何を目標としているのかを明確にピッチで出してもらう。それは気持ちの強さで、球際で絶対に負けない、1対1で負けないという強さを出すということです。相手も必死でやってきます。その中でどちらが勝つかという一瞬を決めるのは、技術の高さだけではないと思います。技術の高さがあっても気持ちが入っていなければ全然勝負になりません。そう言った意味でこの前の試合のような『勇気』と自分たちの確実なサッカーをできる『頭の中のクリアーさ』、そして『気持ち』の3つを期待したいと思います」
Q:昨日はひどい雨の中でやりましたが、選手たちにどのようなアドバイスをなされたんですか?
「昨日も確認したんですが、2つのシチュエーションがあった。晴れのカラカラの天気から雨という環境。必要なのは声による確認と集中。雨が降ってきたときに、ボールがどう動くのか、止まるのか、あるいはスリップするのかわからない状況で、あとは集中だと思います。だから声を掛け合ってこれでもう普通だったらイージーボールだという考えは持たず、全員が集中して声を出し合いながらやる。集中を欠いてしまったらやられてしまうと思います。とにかく全員が声を出し続けることが大事」
Q:鈴木選手について伺いたいのですが、バーレーン戦では1トップで次の北朝鮮戦では2トップに戻すという状況は、鈴木選手にとってどのような精神的な効果があると思われますか?
「彼だけではないと思うんですが、1試合抜けてまたチャンスが来るという状況下なので、スタメンに戻るという気持ちの強さを前面に出してもらいたい。強い気持ちが出れば確実に成果や試合の結果に結びつくと思うので、その辺を期待したいです」
Q:無観客での試合については?
「これも全て毎日話し合っている状況です。大切なのは集中です。お客さんがいてもいなくても、ピッチでやることは同じです」
Q:今回、中田浩二選手が左サイドに入るようですが、ボランチ以外のポジションで使う理由、狙いは?
「マルセイユでも同じポジションをやってますし、ずっと見て頂いていると思うんですが控え組でもあのポジションでやっています。彼の高さも期待できる。全く初めてだったら使えないのですが、かなり慣れているので彼の起用を決定しました。鹿島でも左サイドをやっていましたし、彼はいろいろなポジションをこなせますが、左サイドでかなりの活躍が期待できるということです」
Q:中澤選手の状況は? 勝って決めたいという気持ちはいかがですか?
「中澤の状況はメディカルの範疇なので、メディカルに聞いてください。
3つの結果(勝ち、負け、引き分け)の中で、引き分けでも本大会へ行ける状況なんですが、いつものように、試合である限り勝ちを狙います。でも、状況に応じて引き分けでも本大会に行けるというだけです。
例えば他会場の結果、イランvsバーレーンの結果でも左右してきますから、どれをうんぬんと想定してやるよりは勝ちにいくという事です」
Q:場合によっては世界でいちばん早くワールドカップ予選を突破するということになりますが、それの意味については?
「最初から、それが世界一早くても遅くても、とにかくワールドカップに行くんだということ。これが果たせるか果たせないかという意味ではすごく大事な試合です」
以上
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