7月9日（土） 2005 J1リーグ戦 第15節
浦和 1 - 2 大宮　（19:05／埼玉／50,437人）
得点者：'18 トニーニョ（大宮）、'22 桜井直人（大宮）、'44 田中マルクス闘莉王（浦和）
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●ブッフバルト監督（浦和）：

「今回は本当に入りが悪かった。というか、試合に入れなかった。動きもなかったし、誰もスペースに入りこまなかった。最初の30分はそういう形だった。0-2というのも妥当な結果だろう。内舘のミスパスからＣＫを取られて失点した時も、誰も内舘のボールをもらおうと動かなかった。彼は出すところが見つけられなかった。本当に動きのない前半だったと思う。大宮はいい形でスペースを消し、アグレッシブな戦いを挑んできた。こちらは耐える展開になってしまった。30分すぎからようやく目覚め、闘莉王や長谷部がアクセントになり、他の人もやっと体を動かし始めた。前半のうちに１点を返せたのも妥当だったと思う。後半は前半よりもいいプレーができた。まず追いつきたいと思ったが、大宮はしっかり守備を固めてきた。我々はこれ以上ない形を何度か作ったが実らず、最後のパワープレーも結果が出なかった。今日は前半30分で勝負がついた。選手は一生懸命やったが、結果にはつながらなかった。非常に苦い敗戦だが、幸運にも次の水曜日に試合がある。取り返したい」

Q:どうしたらもっと相手守備陣を崩せたと思うか？
「守備の縫い目に綻びを作ることが重要。動き出しのタイミングも大事だし、スピードに乗って動くことも大切だ。しっかりとそのタイミングをつかんでいくこと。相手を釣る動きをして初めて相手が出てくる。そこにもう１人が飛び込むとか。そういう形が後半はできた。大宮のような守りの堅いチームにはこういった動きがより必要だ。でも今日は最初からゲームに入れず、ミスが重なった。それで失点してしまったので、精神的に持ち直すのが難しかった」

Q:今日、試合に入れなかった理由に前節の大勝があるのか？
「非常に難しいところ。７−０というのは差がつきすぎた部分はある。でも選手にはしっかり警告したつもり。新潟戦を思い出せと。毎回相手も変わるし、しっかり戦わなければいけなかった。まず自分たちでチャンスを作ることも大事だった。最初の20分間はボールを取れず、１対１でも負けていた。逆に大宮の選手はしっかりボールに行っていた。後半は修正できたのだから、同点が妥当だったはずだ」


以上