7月13日(水)J2 第21節 徳島 vs 仙台(19:00KICK OFF/鳴門)
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この両チームの対戦にあたっては今シーズンの開幕戦が鮮明に蘇る。それは、徳島にとってJリーグデビュー戦となった一戦、そして仙台にとっては念願のJ1復帰に向けて踏み出す一戦であった。
戦前の大方の予想はホーム仙台の勝利だったに違いない。しかし、蓋を開けてみれば、J初陣の徳島が3-0の完勝。内容的にも、シュート数(仙台10、徳島9)が物語るように、徳島は仙台に対して一歩も怯むことなく戦いを挑んだ結果の勝利であった。徳島にはまさに理想的なゲームだったと言えるだろう。逆に仙台は、油断があったわけではないだろうが、結局足元をすくわれる形となった。そして、この敗戦の影響か、その後チームは第4節まで勝ち星を上げることが出来ず、開幕ダッシュにつまずくこととなる。
しかし、それから4ケ月余り。リーグも第2クールを終えようとしている現在、両チームの状態はその開幕戦の勝敗とは逆のものとなっている。
まずは互いの順位だが、前節終了時点で仙台は7位につけている。7位とは言っても、勝ち点では2位グループにわずか3差。今節の結果によっては大きくジャンプアップする可能性もある好位置と言えよう。リーグ序盤こそ苦しんだが、ようやく実力通りの位置まで上げてきた感がある。
対する徳島は10位。勝ち点ではそれほど大きく上位に引き離されてはいないが、毎節チームの出来には波があり、それによってなかなか浮上には至らず苦しんでいる。一時は上位をうかがうほどの位置につけていたものの、第2クールに入り各チームに研究され始めた頃から下降線を辿り、今もそこから抜け出せずにいる。
そして次に、今節を占う大きな要素ともなる前節の戦いぶりだが、仙台は7連勝中だった首位京都に3-1と快勝。しかも、内容としてもチームのベースであるパスサッカーをしっかりと展開しての勝利だった。それだけにチームも、そして選手個々にも、自らのサッカーに対する自信を深めたと思われる。
対照的に徳島は、ここ数節調子を崩していた福岡に対して1-3と敗れた。田中監督(徳島)も「完敗でした」と語った通り、1試合を通してほとんど自分たちのサッカーをさせてもらえず、選手たちも気持ちの切り替えが必要な敗戦となってしまった。
このように両チームの現状を客観的に考えると、開幕戦でこそ徳島に苦汁をなめさせられたが、今節を迎えるにおいては仙台の方がチームとして優位な状態であることは間違いない。
しかし、徳島も負けるわけにはいかない。上位浮上の確かな足掛かりとするためにも、そして何よりスタジアムに詰め掛けてくれるホームのサポーターに応えるためにも是が非でも勝利が必要だ。
では、今節の一戦で勝敗を分けるポイントはと言うと、「チームの連動した早いプレス」が鍵を握っているように思われる。というのも、両チームともパスサッカーがベースとなっているから、である。
自分たちのサッカーを展開しリズムを掴むことも重要ではあるが、その前に、早いプレスをチーム全体で仕掛けて相手に『つなぎ』のリズムを作らせないことが今節の勝利のためには求められるだろう。泥臭くとも、まずそれを遂行したチームが今節の勝利に近づく気がしてならない。
果たして勝利を手にするのは、開幕戦の再現を狙うホーム徳島か、雪辱に燃える仙台か。
要注目だ。
以上
2005.07.11 Reported by 松下英樹
J’s GOALニュース
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