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【ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 浦和 vs 清水 レポート】新戦力を投入した浦和。試合終了直前の決勝ゴールで勝利。準決勝へ(05.08.15)

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8月14日(日) 2005 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝
浦和 1 - 0 清水 (18:05/埼玉/31,754人)
得点者:'88 長谷部誠(浦和)
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アウェイで勝利し、優位に立つ浦和レッズが立ち上がりから試合のペースをつかむ。特に右サイドの平川忠亮を起点としたサイドアタックが機能しており清水エスパルスをあわてさせた。

初戦を落とした清水は、先制点を奪われてはならない、という状況で試合をスタートさせており、序盤は守備重視で試合に臨んでいた。そのため全般的にポジションは後ろ目であり攻め込まれる場面は多かった。

清水のボランチとして先発出場した伊東輝悦は「最初、少し相手に押し込まれる形になったが、しのぎながらやってて落ちつくかと思った」と序盤を振り返っている。

徐々に清水がペースをつかんだのは、トップに入ったチョ・ジェジンへとボールを集めて局面打開を図ったことによる。もちろん、浦和も抑えるべきポイントとしてのチョ・ジェジンのポストプレーは理解しており、厳しいチェックを続けた。清水はチョ・ジェジンに対してチェ・テウクや山本真希がフォロー。ここに久保山由清が絡み中央に枚数を集めた。両サイドハーフが中央に絞ることにより、清水はサイドバックがオーバーラップするスペースが生まれる。このスペースに、主に右サイドの市川大祐が飛び込み攻撃に絡んでいた。

長谷川健太監督は会見で、攻撃について「サイドに偏らせてからサイドを変える。サイドからだけではダメなので、中央でボールを動かしながらギャップを作っていく」と述べているが、清水の選手たちはその監督の意図をうまく実践していた。

徐々にペースを上げていた清水だが、前半の32分にゲームプランが崩れる。チョ・ジェジンが鈴木啓太と絡んで転倒するが、ジャッジはチョ・ジェジンのファール。これを不服に思ったチョ・ジェジンがボールをたたきつけてこの日2枚目のイエローカードを受け退場処分となってしまった。17分の1枚目のカードもDFと絡んで転倒した場面をシミュレーションと判定された微妙なプレーだっただけにかわいそうではあったが、やはり冷静さを失ったものの負けである。

「前半は0−0で行くつもりだった」(久保山)
という事前のプランもあり、またハーフタイムにゆっくり指示を出して状況を落ちつかせる、という意図もあったのだろう。ここから清水は無理をしなくなる。そしてそれは先勝した浦和も同じだった。

この日の浦和の見所の一つは、先発した二人の外国人FW。トップに張るマリッチに対してポンテと山田暢久が1.5列目からフォローしたが、まだまだコンビネーションに課題があるように見えた。ただし二人の個人能力の高さは申し分なく、局面を絶妙なテクニックで打開する場面が目立った。

後半に入り浦和は最終ラインを3枚から4枚に変更。サイドをケアして前半の戦いを修正。一気に勝負をかけに出た。対する清水は1点が必要な状況に変わりはなかったが、無理はせずにじっくりと構えてチャンスを窺った。

61分に清水はこの日2枚目のカードとして久保山に代えて澤登正朗を投入。ここから流れが清水に傾きはじめた。セットプレーを中心に浦和ゴールに迫る清水だったが、浦和は闘莉王を中心とした固いディフェンスでゴールを死守。攻める清水に対して守備からのカウンター、という図式で試合は進んだ。

試合終了も間近の88分。ようやく試合が動く。清水のゴールへの執念は続いていたが、分厚い攻めをはじき返して三都主へつなぐ。三都主は、一人目のディフェンダーを個人技でかわしてドリブル。そこから長谷部誠へとつないだ。

「カウンターだったので決めたいと思った。冷静に(パスを)出せた」(三都主)
長谷部は追いすがるDFを一人かわして冷静にゴール左隅へシュートを流し込み、試合を決定付けた。「ゴール自体はおまけみたいなものです。そんなにはうれしくはなかったですが、落ちついて決められました」(長谷部)

結局この1点が決勝ゴールとなり試合は終了。浦和がジェフ千葉との準決勝に進出することとなった。

以上

2005.8.15 Reported by 江藤高志
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