8月31日(水)ヤマザキナビスコカップ 準決勝 G大阪 vs 横浜FM(19:00KICK OFF/万博)
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先週土曜日(8/27)のJ1リーグ第21節と同じ顔あわせで、ガンバ大阪と横浜F・マリノスがヤマザキナビスコカップ準決勝で激突する。
そのJ1リーグ第21節の対戦では、DF渡辺のロスタイムにおける劇的なゴールで逆転勝利をおさめながらも、内容的にはいつもの『攻撃サッカー』が横浜FMの術中にはまる形で封じられ、苦戦を強いられたG大阪。試合後に横浜FM・岡田監督が「今のガンバはいいサッカーをしているが、今日は思い通りの戦いができなかったはず。結果的には3点を取られたけど、次のヤマザキナビスコカップではケガ人も戻ってくるだろうし、よりいい試合ができると思う」胸を張ったように、G大阪が『思い通り』の戦いが出来なかったことは、MFアラウージョやFW大黒、FWフェルナンジーニョといった前線の選手がなかなか前を向かせてもらえず、MF河合を含めた『4バック+1』の守備を徹底した横浜FMの前に、ゴールシーン以外は全くといってもいいほど攻め手を欠いた前半を見れば明らかだった。
ただ、こうした苦しい展開の中でも終盤に逆転できる勝負強さを備えていることが今のG大阪の強味であり、何より、それによって選手個々にみなぎる『自信』となって、相手に臆することなく最後まで自分たちのサッカーを貫けることが武器だと言えるだろう。と考えれば、内容の善し悪しは別として、今対戦でも、横浜FMに対してG大阪が弱気になることは考えられない。もちろん「前線の選手が調子がいい分、点を取れているけど、後ろが安定すればまた違ったパワーを出せるはず。そういうことを踏まえて考えても、今回は先に失点せず先制して相手に畳み掛けたい(DF山口)」「横浜FMは戦術的に徹底されているチーム。前回の敗戦を受けて新たな手を打ってくるだろうけど、それをしっかり予測しながら対応したい(DF宮本)」「前回のようにしっかり守られても、フリーな選手を動かしたり、ボールを持っていないところでの駆け引きをしたり、ということを組織として徹底していけば、相手の守備に揺さぶりをかけられるし、相手の守備をこじあけられる。そのあたりの攻撃の工夫ももっと必要になる(MF家長)」などといった、前回対戦の反省をもとに個々が感じている修正点を組織として改善して挑むことが前提となる、が。
過去のヤマザキナビスコカップにおいて、G大阪の最高成績はベスト4どまり。2002年に、準決勝進出を果たした際も、浦和との対戦に敗れてベスト4の壁を破れず。悲願の『タイトル』奪取は叶わなかった。だが「あと一歩」の戦いはもういらない。今年こそ、確実に『タイトル』をとる戦いを実現するために、『鬼門』とされてきた準決勝を突破し、まずは決勝の舞台へ…。その決意がしっかりと感じられるホームでの第1戦になれば、もはやそれも夢ではない。
以上
2005.08.29 Reported by 高村美砂
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