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【J1:第22節 東京V vs G大阪 プレビュー】新生東京Vがホームで首位奪取を狙うG大阪を迎え撃つ!(05.09.03)

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9月3日(土)J1 第22節 東京V vs G大阪(19:00KICK OFF/味スタ)
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3試合で14失点。

東京VがG大阪に今季3戦(リーグ戦・ヤマザキナビスコカップ含む)で喫した失点数(ちなみにリーグ戦21試合を終えた時点で広島は総失点16)である。
昨年はG大阪と3戦(リーグ戦、天皇杯)して2勝1分。特別な苦手意識を持つ相手ではなかったはずだが、今季この相手とはうまく戦えていない。今節のtoto(第180回)でも、G大阪の勝利には63.99%、東京Vの勝利には20.52%という予想になっている(投票状況は2005年09月01日販売終了時点)。しかも14失点の半分は7月2日、万博での0−7の敗戦はこれ以降HOT6にひとつも勝ち星を挙げることが出来なくなったきっかけの試合でもある。

対するG大阪は今最も波に乗るチームのひとつ。8月のJリーグ再開後は、新潟戦こそ落としたものの、磐田、そして横浜FMにリーグ戦カップ戦共に勝利している。大黒もここ4試合で2得点と、一時期の不調から調子を取り戻している。

けれども、試合はG大阪の一方的な展開になるとは全く思えないのだ。

HOT6をひとつも勝利なく終わった東京Vはチームの大改造に着手した。HOT6ラストの広島戦とプレシーズンマッチ2試合のみ指揮をとった石崎コーチはまず、広島戦でチームの軸となっていた林を外した。「3試合だけの監督だからちょっと思いきったことをやらないと。ちょっとショック療法」と石崎コーチは口にしたものだ。技術レベルの高い選手たちの揃う東京Vにあって、精神的支柱かつ「林くんがいるからこのサッカーができる」と若手に言わしめるテクニシャン。逆にレギュラーから外れることなど想像できなかった彼をを外し、まずは精神的な改革を行った。

広島戦こそ破れるが、プレシーズンマッチは(あくまでプレシーズンマッチだが)2連勝。そのまま富山キャンプに突入した。そしてバドン新監督がやってくる。彼はこれまで『大人扱い』に慣れてきた選手たちを徹底的に『たたき直す』ところから始めた。試合後の会見ひとつとってもそれは分かる。前節鹿島戦後(2-0で勝利)、サイド攻撃がうまく行った理由を問われ「繰り返すこと。練習を見にくればサイドからの攻撃というトレーニングに飽きると思います」とコメントしている。前監督の時代は全体練習といえばミニゲームかボール回し。そして紅白戦。技術レベルの高い選手たちの自由な動きを見ているのは楽しくもあったが、それは各々が高い意識をもって臨む必要のある場だった。前監督就任当初こそ新鮮味のあったやり方も年月を共にすることによって、だれてしまい、慣れ、甘えが生まれていった。試合出場が保証されたかに見える選手たちのパフォーマンスは今季、格段に悪くなった。

しかしそこへバドン監督は、選手たちが意識せずとも「自動的にできる形を作る」ために繰り返し練習を行っている。パターンの確立と、メンタルの立て直しの二つを一度に行っているのだ。

「監督は熱い人。メンタル面に関する指示も多い。これまでそういうことはうちのチームにはなかった」と小林大。アレルギー反応を起こす選手もいるかと思えば案外そうでもない。それはバドン監督就任以来2勝1分と波に乗るからだろう。

そして、もうひとつ決定的な修正点。それは戸田の起用。石崎コーチも試してはいたが、戸田の守備力を買ってボランチに置く。「あそこで守備が安定するのが大きい」と中盤の選手たちは口にする。これまでは3バックの前の1ボランチを運動量の多い小林慶がつとめることも多かった。しかし、そのポジションの目的を守備、とはっきり打ち出し2枚にし、戸田を置く。それは相乗効果で鹿島戦ではもう1枚のボランチ小林大も「いつもなら1試合に1回あるかないか(笑)」という激しいディフェンスを見せた。

また、新加入のジウがワシントン、平本の既存の攻撃陣とうまくかみ合う。得点も見せ始めているだけに爆発が楽しみだ。今節の不安要素は、その戸田を出場停止で欠くということ。加えて途中交代で存在感をみせてきた小林慶、玉乃も不在だ。ただ、戸田のポジションには平野が入り、左サイドには相馬が入る。大宮戦でのショッキングなオウンゴール以降、体調不良に陥った彼が新たにどう噛み合うか、みものである。

もちろんG大阪、大黒、アラウージョ、の前線の爆発力は楽しみだし、レギュラーに定着し出した家長の左サイドも見てみたい。そして、鹿島(1位)と浦和(3位)が直接対決で星をとりあっている間に、首位に躍り出る可能性もある1戦ではある。

ただ、ワンサイドゲームには決してならないだろう。明日味の素スタジアムで見られるのは、2位と14位の真剣勝負、互角の戦いのはずだ。

以上

2005.09.02 Reported by 了戒美子

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