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【J1:第22節 鹿島 vs 浦和 プレビュー】J1優勝争いを左右する大一番。何としても首位を死守したい鹿島。田中達也先発復帰で勝利をモノにしたい浦和(05.09.03)

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9月3日(土)J1 第22節 鹿島 vs 浦和(19:00KICK OFF/カシマ)
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今季J1開幕戦。鹿島アントラーズは浦和レッズの猛攻に遭いながらも鈴木隆行の1点を守りきって勝利。そこから鹿島の首位独走が始まった。逆に浦和は開幕ダッシュに失敗し、一時は下位低迷を余儀なくされた。その「因縁の対決」が再びやってくる。

鹿島はここへ来て足踏み状態が続き、勝ち点も42のまま。ついには2位・ガンバ大阪に勝ち点差1まで詰め寄られた。逆に浦和は脅威の追い上げを見せ、勝ち点36の3位に追い上げてきた。ここで鹿島が敗れれば、首位から落ちる可能性もある。まさにJ1優勝争いを左右する大一番が、明日19時からカシマスタジアムでいよいよキックオフされる。

鹿島は8月中旬のJ1再開後、思うような戦いができていない。サンフレッチェ広島に終了間際に競り負け、東京ヴェルディ1969にもミスから失点し白星を献上するなど、常勝軍団らしい粘りと老獪さが影を潜めているのだ。一時は勝ち点10以上開いていた2位との差も1に迫り、チーム全体には焦りの色も見えてきている。追われる者はこの状況が一番辛い。とはいえ、3年ぶりのタイトル獲得のためにも、首位陥落だけは絶対に避けなれればならない。

このところ鹿島が勝ちきれない要因の1つに、安定しない守備がある。最終ラインを担ってきた大黒柱の大岩剛と岩政大樹の2人が広島戦で揃って退場。大岩は2試合、岩政は1試合の出場停止処分を食らった。2人を欠いたアルビレックス新潟戦は羽田憲司、内田潤の代役が奮闘。攻撃陣の爆発もあって大勝したが、続く東京V戦で復帰した岩政がまたもレッドカードを受けてしまった。今回の浦和戦はようやく戻ってくる大岩と羽田がコンビを組むことになりそうだ。

ストッパータイプの大岩は高さに強く、リべロタイプの羽田は読みの鋭さという特徴を持つが、どちらもスピードにはやや不安がある。浦和の田中達也、永井雄一郎の2トップはどちらも鋭いドリブルを武器にゴールに詰め寄ってくるタイプ。2人で実戦をこなした経験の少ないセンターバックが浦和FW陣を止められるのか。それが試合の大きなポイントになる。

鹿島に明るい材料があるとすれば、再開後に復活したアレックス・ミネイロと名良橋晃が徐々に調子を上げていることと、東京V戦でスタメン落ちした鈴木隆行が先発復帰することだろう。アレックス・ミネイロは長期離脱していた選手とは思えない得点感覚を披露し続けているし、名良橋の登場で右サイドの攻撃が厚みが増した。本来の体を張った動きができていなかった鈴木も1日の紅白戦では先発組でプレー。思い切りの良さを取り戻しつつある。トニーニョ・セレーゾ監督も「私もチームメートもみんな彼に期待を寄せている」と信頼を口にしている。

彼ら攻撃陣に小笠原満男、本山雅志らのボール技術と創造性あふれるパス回しが効果的に絡み合えば、浦和守備陣を崩すチャンスは出てくる。あとはフィニッシュを決められるかどうか。開幕から首位を死守してきた決定力の高さを発揮できれば、勝利に大きく近づくはずだ。

対する浦和も、8月31日のナビスコカップ準決勝・ジェフ千葉戦で完敗。大きなショックを受けた直後のゲームだけに、気持ちを新たにして鹿島戦を迎えなければならない。このゲームでストヤノフと交錯したマリッチが右頬陥没骨折。全治約3週間と診断されたばかり。中断期間中に合流した彼とポンテの新外国人コンビが機能し始めた矢先だっただけに、ブッフバルト監督も頭の痛いところだ。

しかし8月の東アジア選手権(韓国)で腰を痛めて離脱していた田中達也が復帰。先発出場できるメドが立った。千葉戦でも途中出場ながら切れ味鋭いドリブルでたびたびチャンスを作り、オシム監督にも「最初から田中が出なくて助かった」と言わしめた。それだけコンディションがいい彼だがら、連携面やスピードに不安を抱える鹿島守備陣を脅かしてやろうという野心は満々なはず。田中達也に引っ張られて浦和攻撃陣は迫力を取り戻しそうだ。千葉戦では3失点を喫した守備陣も鹿島戦に向け、意気込みを新たにしている。ここで鹿島を首位から引きずり下ろし、一気にJ1の主役へと躍り出たいところだ。

両者のスタメンを予想すると、鹿島はGK曽ヶ端準、DF(右から)名良橋晃、羽田憲司、大岩剛、新井場徹、ボランチ・青木剛、フェルナンド、2列目・小笠原満男、本山雅志、FWアレックス・ミネイロ、鈴木隆行。浦和はGK都築龍太、DF(右から)坪井慶介、田中マルクス闘莉王、内舘秀樹、ボランチ・鈴木啓太、長谷部誠、右サイド・山田暢久、左サイド・三都主アレサンドロ、トップ下・ポンテ、FW永井雄一郎、田中達也。

優勝候補をいわれた両者の意地と意地がぶつかり合うこの一戦。スタジアムも大いに盛り上がることは間違いない。今季のリーグ戦を左右するこの大一番だけは絶対に見逃せない。

以上

2005.09.02 Reported by 元川悦子

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