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【J2:第30節】仙台 vs 山形:都並敏史監督(仙台)記者会見コメント(05.09.04)

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9月4日(日) 2005 J2リーグ戦 第30節
仙台 0 - 0 山形 (18:04/仙台/17,710人)
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●都並敏史監督(仙台):

「絶対に勝ちたいということで、強気のシステムやメンバー構成で相手を圧倒して行きたいというプランを試合前に立てて臨んだ。試合を終えてみると、我々の良いところがあまり出せない形になってしまったゲームかなと思っている。
 選手それぞれは非常に頑張って戦ってくれているが、前半戦術的に、急造の左サイドハーフとサイドバックが、相手に押し込まれる形になった。これはある程度しょうがないと思っているし、後半それを修正し臨んだが、前線の基点に収まらず、ことごとくボールを跳ね返され、全員の上下運動が激しい消耗戦になってしまったなという印象だ。
 もう少し我々の、ボールを繋ぎながらサイドからチャンスを作っていくという、リズムのある時間帯を長く取れていれば、もう少し多くチャンスを作れたのかなと考えて、少し後悔がある」

Q:今季初のメンバー入りでフル出場、菅井選手の評価を。
「1試合通じて相手を圧倒しようという気持ち、ファイトは本当に強く見えて、彼の良さが非常に出ていたゲームだと思う。ただ前半のダイヤモンド型でのポジショニング、サイドハーフとしての絞り方、シルビーニョの裏をケアするような動きに関しては、少し修正ポイントがあった。そこは彼の課題になると思う。ただチーム全体として、ああいう強気な気持ち、絶対負けないぞという姿勢は、今のチームに非常に必要なものではないかと考えている」

Q:強気でいきたいという意図で採った布陣がうまくいかなかった要因と、最後の選手交代で大柴に代えて萬代を投入したが、バロンと代えるという選択はなかったのか?
「1つ目の質問については、我々の強気の姿勢は、まず守備において相手にアタックする位置の高さに現われなければいけない。ただサイドハーフ、サイドバックが、そこのポジショニングを間違えていて、なかなか高い位置から相手に対して守備を始められなかったのが一つの原因になっている。そこで前半に消耗したことが、後半にも微妙に影響してしまったと感じている。
 二つ目の質問については、今日は出来としては(大柴より)バロンの方が重たくて、ポストプレーも入っていなかった。大柴の方がよく走っていたのは自分としても認識している。だが最後に秋葉選手を投入して、外からのクロスという選択肢を選んだので、その中でバロンと萬代の頭2つというのを考えていた。結果的にクロスが入らなかったので、良い形の交代にはならなかったが、理由としてはそういうことがあった」

Q:バロンはここ数試合低調に映るが、これはバロンの調子によるのか、チームの攻め方としてバロンが機能していないのか?
「前節までは、バロンの足元にボールが入ったとき、そのフォローに回る人間がなかなかいないという状況が続いていたので、一概にバロンのコンディションが問題とは捉えていなかった。今日のゲームでは、トップ下に財前が入り、その辺の改善が見られることを期待していた。今日の試合に限って言えば、バロンのコンディションも足りなかったように感じている」

Q:財前選手をトップ下に入れた形は、監督として評価できるのか?
「財前は調子がよかったし、キレもあった。ただいかんせんチームとして高い位置からディフェンスを始めて、財前に良い形でのボールをたくさん供給していかなければ、このシステムはあまり意味を成さないものだ。その意味ではあまり真の評価というのは見えていないのではないかと思っている。
 逆に後半に、財前以外の中盤の3人の消耗が激しくなって、最後は財前をボランチの横に一度落として、そこから出て行くようにと指示を変えて、何とかもたせていたような状況だった。やはり攻撃的なシステムで行く場合には、しっかりと良い守備から良いタレントの攻撃でラストプレーを終わらせて、自分たちは消耗せずに、また良い形での守備に入っていき、そこから繰り返し良い攻撃をしていくということができないと意味をなさないと思っている。
 全ての理由は前半、我々が押し込まれてしまった、その戦術的なミスのところにあると思う。でも慣れていない選手がいると起こることなので、後半に修正できたところは逆に褒められる点なのかなと思っている」

以上
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