9月18日(日)J1 第24節 清水 vs 新潟(15:00KICK OFF/日本平)
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今年から大宮が加わって三つ巴になった「オレンジ・ダービー」だが、その中で「元祖オレンジ」を主張する清水は、未だ新潟に対して勝ち星がない。過去3回の対戦では、新潟の1勝2分。清水出身の反町監督が、故郷の弱点を巧みについてくるのか、あるいは清水東高の後輩である長谷川監督が、きっちりと反町監督に恩返しするのか。そうした視点からも楽しみな一戦と言える。
ホーム日本平での連勝を狙う清水は、現在14位で、入れ替え戦の圏内(16位)にいる東京Vとは勝ち点2差。けっして安穏としていられる状況ではないが、内容的には確実に良くなってきた。
まず大きいのは、新戦力としてマルキーニョスと兵働が現われ、杉山と北嶋がケガから復帰して、戦力が充実してきたことだ。彼らはいずれも高いキープ力を持つため、ボールが落ち着いてパスがよくつながるようになっている。そのため、後方からの確率の低いロングキックが減少し、ボール・ポゼッションもかなり高くなった。さらに、兵働からの大きなサイドチェンジも加わり、攻撃においては縦の速さだけでなく、横方向の大きな揺さぶりも見られるようになっている。
前節のF東京戦でも、0-1で敗れはしたが、アウェーでもボールを支配する時間では完全に上回った。あとは、永遠のテーマでもあるが、チャンスをしっかりと決められるかどうか。その意味では、この試合で初めて外国籍選手3人(チェ・テウク、マルキーニョス、チョ・ジェジン)が揃う可能性が高いのは、楽しみな部分だ。練習では、彼らを3トップ気味に並べる新しい形にもトライしており、そのあたりも大きなみどころとなる。
ただ、ひとつ気になるのは、チェ・テウクの好不調の波が大きいという部分。攻撃が爆発するかどうかは、彼の出来しだいという側面も多少あるため、試合序盤のチェのプレーにも注目してみたい。
一方、新潟としても、清水にボールを支配されることは、あまりネガティブに考えていないかもしれない。守備の時間が多少長くなっても、ゴールさえしっかりと守ることができれば、逆にカウンターで前の3人(エジミウソン、ファビーニョ、上野)の能力を生かしやすくなるからだ。そのため、新潟守備陣の粘りと、清水守備陣のカウンターへの備えという対決も興味深い。
新潟が守備的に戦えるもうひとつの理由は、アンデルソン・リマのセットプレーという大きな武器があるからだ。とくに彼の直接フリーキックは、ツボにはまれば守備陣がどんなに集中していても止めようがない。したがって、清水の守備陣は、ファウルに注意しながらエジミウソンのドリブルを止めなければならないというむずかしい課題を課せられることになるわけだ。
ここまでのリーグ戦のデータでは、清水が得点・失点とも少なく、新潟は得点・失点とも多いという面があるが、この試合に限っては逆に、打ち合いになれば清水有利、ロースコアになれば新潟有利という考え方もできるのではないだろうか。
以上
2005.09.17 Reported by 前島芳雄
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