9月24日（土） 2005 J2リーグ戦 第33節
仙台 2 - 0 湘南　（14:00／仙台／14,521人）
得点者：'18 バロン（仙台）、'82 シュウェンク（仙台）
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●シュウェンク選手（仙台）
「チームの勝利に貢献できたということが、僕にとってはすごくうれしいことだし、ブラジルからこっちに来る前に、ベガルタをJ1に上げたいという夢を持ってここにきた。リーグ戦が終わるまできっちり仕事をして、みんなでJ1に行きたいと思っています」

Q：今日もゴールシーンだけでなく、何度かチャンスを迎え、初の1試合2得点以上を狙えたと思うが。
「2点、3点と決めるチャンスはあるのですが、それをものにできなかったことは申し訳ないと思っています。キーパーにはじかれたり、いろいろありましたが、しっかりと自分で反省して次もゴールを続けていきたいです」

●高桑大二朗選手（仙台）
「全体的にもラインが上がっていて、自分も前へ出やすかったというか、飛び出しも躊躇なく出来た。こういうのを繰り返して、次もこういうプレーをしていきたいと思っています」

Q：なかなか追加点が入らず、焦りなどは？
「そうですね。これで徳島戦（29節/2-2で引き分け）の時みたくなっちゃったらすごく嫌だったんですけど、シュウェンクが決めてくれたので良かったなと思います。
　でも後ろがゼロで抑えたら、ああやってなんとかしてくれるので、常に我慢してプレーしていくだけです」

●中田洋介選手（仙台）
Q：両サイドバックが同時に高い位置を取るというのは、プレーしていてリスクを感じなかった?
「そういうのを感じて下がっているよりは、上がっちゃっているほうが相手も嫌だと思うし、高い位置にいることによって、相手の選手も引っ張れる。多少タイミングを間違えると失点やピンチに繋がるかもしれないけど、そこを恐れずに行けと監督から言われているので、大胆にアグレッシブに行きました。やっていて、楽しかったです」

Q：後半に湘南が坂本選手を投入したことで、苦い思い出が蘇ったりは?（昨年第2クールの湘南戦で、右ウイングバックで出場した中田選手はカウンターで自分の裏を取った坂本選手を引っ掛けてしまい、前半のうちに退場という経験がある）
「去年も湘南戦が終わってからチームが連休に入ったのですが、そういうところまで一緒だったので（監督会見を参照）『今年も退場するんじゃないかな?』って一瞬思ったりとか、変な気持ちはありましたけど（笑）」

Q：でも今年はしっかりと守り切り、ポジションの違いこそあるが、自分の成長を感じたのでは?
「そうですね。自分でもやらなくちゃいけないことはもっとあるし、伸びる力もあると思っていますけど、だいぶ安定してきたという部分もあるし、すごく自信も付いてきた。あとは一つ一つの精度だとか、連係の強化をじっくりやって、このまま無失点を続けて頑張りたいです」

●城定信次選手（湘南）
Q：今日の試合で、ポストのバロンに密着マークせず、DFが彼を放すシーンがあったが、それはどういう意図か?
「FWが重なった時は、ゴールの近くにいる選手を見ることのほうが優先順位としてあり、逆に離れていく相手に食いついて裏を取られるよりは、失点する機会が減るというか。それにボランチが降りてきて、ポストの選手にプレスをかけるということもできたと思う。それが上手く出来たかどうかは別にして、そういう考えではやっていました」

Q：チームとしての第3クールを振り返って。
「まだ形というものが見えてこない状況だったとは思います。それに伴って、結果も良いものではないと思います。状況が結果に反映されているので、もっとチームとして何をすべきかとかを、選手が個人個人で考えて、試合の流れを掴んだりできれば、もっと良いチームになっていくと思うし、自ずと勝てるチームになっていくと思う。
　ケガとか、イエローカードが積もって出場停止の選手がたくさんいたこともあって、こうしたことがなかなか出来なかったクールが第3クールだと思っています」

以上