9月24日（土） 2005 J1リーグ戦 第25節
名古屋 1 - 3 Ｃ大阪　（19:02／瑞穂陸／10,353人）
得点者：'32 古橋達弥（Ｃ大阪）、'44 中村直志（名古屋）、'48 前田和哉（Ｃ大阪）、'51 西澤明訓（Ｃ大阪）
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●中田仁司監督代行（名古屋）：
「初めて指揮を執りまして、結果的には負けましたけれど、1週間トレーニングしたことの成果が出たということを感じています。点を取りにいけなかったことについては、セレッソが好調を維持していて、レベルが高くなっています。そこを打ち破ることができなかった。まだまだこの1週間で積み上げることはできなかったと思います。
1週間練習して、次のところでは狙いを持って前にいこうと。特に今日はサイド、中盤のエリアになるんですが、そこで前半はある程度、山口、中谷がいいプレスをかけてボールを奪いにいくことができたんじゃないかなと思っています。
攻撃では、ちょっと意識して一生懸命ゴールに向かっていこうとはするんですけど、最後のところでちょっと躊躇して打てなかった。ちょっと選手に迷いが出たのかなと。ただ、ゴールに向かうというところでは、みんな一生懸命チャレンジしていました。その辺の精度を上げることを今後の課題としてやっていきたいと思います。
後半の立ち上がりに2失点して、これは点を取りにいかなければという中で、ちょうどFWの位置のところで杉本と中村が最初は動きだしというところに狙いを持っていった。でも、そこでなかなか起点ができなかった。中山を1トップ、その下に藤田と中村がちょっと下がり気味な感じですね、で、中村が起点になる、もしくはこぼれ球を拾う。その起点から攻撃の糸口を見つけようと。
山口も問題はなかったんですけど、杉本のスピードで右サイドをいかに突破してクロスを上げるか、そこに中山を取り込みたい。それで杉本を右サイドに置きました。
後半、中谷と本田を代えたことについては、中谷も攻撃参加はまったく悪くなかったのですが、ひとつパスのタイミングというのが起点にならなかった。本田のボールキープから起点をひとつ設けて、そこから彼の左足を活かしてもらって中山に合わせる、ドリブル突破によってクロスを上げるというところで、システムに変更がありました。
采配を振るうというのはおこがましいんですが、1週間トレーニングしたことを選手が出してくれました。ゲームを見て、すごく楽しい。前半は狙い通りに行けたんで、私としては満足できる展開にはなったと思います。監督采配の気持ちというのは感覚がまだつかめていないので、ちょっと漠然としているだけですね」

以上