10月16日(日) 2005 J1リーグ戦 第27節
千葉 2 - 2 横浜FM (15:05/フクアリ/17,087人)
得点者:'16 阿部勇樹(千葉)、'71 ドゥトラ(横浜FM)、'88 巻誠一郎(千葉)、'89 坂田大輔(横浜FM)
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●オシム監督(千葉):
「すごく多くの記者の方が来ていますが、何をしに来たんですか?スタジアムを見に来たのか、試合を見に来たのか。スタジアムについてはご覧の通り、まったく問題のないスタジアムです。芝も綺麗ですし。今日のプレーのほうもすごくレベルの高いものができていたと思いますが、やはり試合の中では勝点を取れる時もあれば失う時もあるわけで、今日は失う日の一つだったということです」
Q:特に試合の序盤の千葉の選手たちは硬くなっていたようだったが?
「ただそんなに硬くはなかったです。ただ硬い選手がいても、今日のような試合ではそれは当然のことです。これだけの環境を整えていただいたのだから、選手も勝たなければならないという気持ちにはなります。ただ、勝たなければならない状態での相手としたら、今日はすごくいい相手でした」
Q:前節の鹿島戦と同様に、今日もリードしていたのに引き分けたが?
「ということはうちが勝っている時点で試合を中断したほうがいいということですか。それができるなら、うちが勝っていたでしょう」
Q:守りきるためにダメだった点があるとすれば?
「千葉にとって何が足りないかを書くには、あなたが持っている、そのノートには書ききれませんよ。もっと分厚いノートを持ってきたほうがよかったのではないですか。ただ、いい部分もあるでしょう。私は監督としていい部分をあまり話しません。それは私の仕事ですから。いい部分は私ではなくても、皆さんも見ていますから。悪い部分は誰かが言わざるを得ません。だから、監督というのはそういう言いにくい、悪い部分を言う仕事なんです。
試合の立ち上がりは本当によかったと思いますが、横浜FMももう失うものがないという意味では、来年に備えてのプレーをやっているでしょうし、やはり横浜FMはものすごくプロフェッショナルなチームだと思っています。そういうチームを相手に、うちは簡単にプレーをさせてもらえません。残念ですけど、選手たちもあれだけ頑張って走って戦って、それで結果が引き分けでは。もちろんみんながガッカリしている状態です。ただ、このチームの中で誰かのせいにするわけにはいきません」
Q:工藤選手を入れるとき、交代用紙に最初は坂本を代えるように書いていて、それを消して羽生選手にしたようだが、その理由は?
「サカ(坂本)が疲れていてもう走れていない状態だったので、そこは悩みました。サカもいいプレーを続けていましたが、彼がマークする選手がそれなりのプレーをしていたので。結局、それでやられたわけですが」
Q:試合が終わってから会見までに選手にはどんな言葉をかけたか?
「何も言っていませんけど、こんな状態だったら何も成し遂げられないよという話をしました。犯したミスを考慮して、そのミスを繰り返さないことを習慣にしていかないと、何も成し遂げられません。そして、そのミスをする選手を外して、他の選手に代えられるようなチームであれば発展も早いのですが、千葉はそれができないチーム、新しい選手を買ってこられないチームなので、同じミスを繰り返さないように練習しているところです。ただ、選手の批判をしているわけではなくて、選手は本当にいいプレーをしました。選手を批判する気持ちはまったくありません。あとは当然、何かがうまくいかなければ、監督のせいです。それが大前提のもとで言うべきことを言っているだけで、私はそれを認めています。常に私も自問自答しているところです。すごくいいテーマだと思います。選手の批判をせずに、監督に責任があるわけですから」
以上
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