10月16日（日） 2005 J1リーグ戦 第27節
千葉 2 - 2 横浜FM　（15:05／フクアリ／17,087人）
得点者：'16 阿部勇樹（千葉）、'71 ドゥトラ（横浜FM）、'88 巻誠一郎（千葉）、'89 坂田大輔（横浜FM）
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●阿部勇樹選手（千葉）：
「（フクダ電子アリーナでの第1号ゴールは）嬉しかったけど、結果が引き分けなので、試合に勝てばもっとよかったのですが・・・。こけら落しのゲームということは特に変に意識しないで、今までやってきたサッカーをやろうと考えてやりました。残り時間の少ない時間帯の失点はチームとしての課題です。たとえば、ボールを大きくクリアするとか、声一つ出せば改善できることだと思います。以前よりも観客のかたの声援が大きく聞こえるけど、選手それぞれがそれをしっかり感じて、責任を持ってプレーしていかないといけないと思います」

●羽生直剛選手（千葉）：
「（先制点のアシストは）得点に絡みたいと思っていたので嬉しかったです」

Q：ナビスコカップ準決勝第2戦の得点のように、阿部選手のヘディングの得点はボールに対してニアサイドが多い。今回は違ったが、あえて意識して真ん中に入れたのか？

「僕はコーナーキックを狙って蹴られるほどうまくはないので（苦笑）、ボールのスピードが緩くなりすぎないことを意識して、スペースのあるところに入れようと考えて蹴りました。今日はチームとしては全体的にシュートを打つ場面が少なかったと思う。もっとシュートを増やせば、見ている人も面白かっただろうと思うし、チームとしてもよかったと思う。守備的にならざるを得ない時間帯ではカウンター攻撃のパスを意識してプレーしました」

●巻誠一郎選手（千葉）：
「（得点場面は）ニアサイドに選手が集まりがちだったので、その裏のスペースを見つけて入ろうと思いました。それまでも2本ぐらいボールがファーサイドに入ってくることがあったので。シュートそのものは難しいものだったと思うけど、決まってよかったです。今日はうちが前からプレスをかけて、中盤では横浜FMの選手をしっかりマークしていたし、2列目から選手が飛び出して点を取りに行こうとやっていて、悪くはなかったと思います」

●坂本將貴選手（千葉）：
「ディフェンスラインでもしっかりボールを回せていたけれど、マリオ（・ハース）や巻を狙って仕掛けるボールがもっとあってもよかったかもしれない。林へ縦に入れたボールを横浜FMのDFがカットしてくるなど、今日は駆け引きの部分が強かったと思います。全体的に前に仕掛けていくだけでなく、少し引いてもっと賢くサッカーをすることも考えないといけない。（横浜FMに押し込まれていた時間帯では）確かに綺麗なサッカーができればいいけれど、うちはそこまで完璧にできない。相手のGKまで届くようなロングボールで前線を狙ったり、タッチラインを割るようなプレーなど、流れを切ることもやっていかないといけなかったと思います」

●佐藤勇人選手（千葉）：
「今日は後半の入り方が悪かったと思います。横浜FMが山瀬を入れてきて3トップ気味にしてきて、阿部がそれをカバーするために下がったことで、うちの中盤があいてしまった。FWからディフェンスラインまでもう少しコンパクトにすることが大事だった。以前からの課題だけど、こういう試合を勝ちきれるようにならないといけないと・・・。上位との勝点が開いてしまったけれど、残りの試合はとても大事だと思うので、頑張ります」

●奥大介選手（横浜FM）：
「試合が始まる前から、最初はワンボランチだけど、途中で自分がボランチになってダブルボランチにするかもしれないと言われていた。前半は千葉が新スタジアムのこけら落しということで、どんどん前からきていたこともあって、押され気味になった。後半がはじまる前には岡田監督から『とりあえず点を取りに行こう』と言われたが、特にやり方に関しては変えなかった」

●松田直樹選手（横浜FM）：
「セットプレーからの失点があったので、マークの確認などもっと徹底的にやっていかないといけない。個人的には、1対1の場面で負けるようなことがなかったし、チームとしても千葉の走るサッカーに対応できたと思います。最後は相手がかなり押し気味に攻めてきたけど、自分はそういったところでしのぐ守備を楽しんでやっていました」

以上