11月6日(日) 2005 J2リーグ戦 第39節
横浜FC 3 - 1 福岡 (14:04/三ツ沢/8,527人)
得点者:'7 三浦知良(横浜FC)、'10 内田智也(横浜FC)、'44 内田智也(横浜FC)、'59 宮崎光平(福岡)
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●吉武剛選手(横浜FC):
「水戸戦を引きずりたくないというのもあったし、やはり、カズ(三浦)さんが豪州に行くというのがなかったとしたら、どうなっていたか分からなかったと思います。カズさんが行くから、絶対に勝って送り出したいということでチームが一丸となっていたから、チームがまとまったという感じがします。それにいつもより前から、前からということで、選手1人、1人が状況の中で声を出し、それぞれの役割がちゃんとできていたかなという気もします。
練習の中からカズさんと2人で崩せる場面が結構あるのですが、やはりカズさんが流れてくると、2人でワンツーとか、コンビネーションで崩すプレーができます。自分はそういうプレーが好きだと言っているし、僕もカズさんが流れてくると裏へ抜け出せるし、お互いを見ながら、どちらかがスペースに流れるということを練習の中からイメージを共有できているので、今日はそれが試合で出来たと思います」
●内田智也選手(横浜FC):
「福岡がちょっと堅そうな印象があったし、僕たちは勝ってカズ(三浦)さんを送り出そうというのがあったので、その部分でいいシュートが打てたのかなと思います。チーム一丸となってカズさんを勝って送り出したいというのがあって、しかも最初にカズさんが点を取ったので、それでチームが乗れたかなというのがありました。
カズさんが僕たちに与えてくれたものは大きいですし、僕たちが返せるものというのは今日の勝利しかなかったと思うので、そういう意味で本当に良かったと思います。(カズさんが与えてくれたものは)やはりプロ意識ですね、グラウンドの上でも、外でも。次は天皇杯があるので、G大阪を何とか倒して、ひとつでも上に行きたいです。残り試合、全部勝つつもりでがんばります」
●三浦知良選手(横浜FC):
「本当に勝ててよかったです。それにチームに僕が加わってからベストに近い試合ができたと思いますし、3点取れたこともそうですし、その中で自分も先制点が取れて勝てたというのは非常に良かったと思います。いろんな人の協力を得て向こうへ行けることになったのですけれど、自分はどういう状況にあってもサッカーを極めていきたいし、自分がグラウンドでいいパフォーマンスをすることで、サポーターや支えてくれる人たちに返していきたいと思っています。
この時期にチームから離れることは、自分自身も一番考えたことですし、横浜FCに来て、みんなに本当に応援されて、励ましてもらったので、そういう意味ではいろいろな思いはありますけれど、更にレベルアップしていくために、次の目標というか、約2ヶ月間、契約は3ヶ月のレンタルですけれど、新しい場所で集中して、全力を尽くしていいパフォーマンスをして、日本や横浜FCにいいニュースを届けれるように、また明日から頑張ります」
●山形恭平選手(福岡):
「先制点を取られると非常に厳しい展開になるというのは十分に分かっていたのですけれど。立ち上がりから、先手、先手を取って、こちらが先制点を取れば楽になっていたと思います。順位のことは忘れて、勝点差も考えずに、目の前の試合を1試合、1試合戦っていくことが、今は大事なのではないかなと思います。昇格のプレッシャーを直接感じることはないのですけれど、それがプレーに現れているという気はしました。昇格争いをするという経験はめったにできるものではないし、そういうプレッシャーの中でいかに戦っていくかということが、J1に上がったときに、きっと糧になると思うので、これからまたチームみんなで話し合って、一からやっていきたいと思います。次はホームですが、ホームは戦いやすいと思っているので、今の悪い流れを断ち切るためにも、しっかりホームで勝ちたいと思っています」
以上













