11月12日(土)J1 第30節 新潟 vs 柏(14:00KICK OFF/新潟ス)
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新潟は現在、勝点35で13位、柏は勝点30の16位。降格争いから脱出したいチーム同士の対戦。新潟は4連敗後、リーグ戦は1勝2分けと徐々に持ち直してきた。課題だった守備がここ3試合で2失点と安定してきた。その軸になっているのがDF萩村滋則だ。DF陣に故障者が続出する中、タフなプレーを披露している。古巣の柏に対しても、要所で堅守をみせる。柏はリーグ戦では3連敗中。ただ、故障していたMF明神智和が復帰し、出場停止者もなくなるなど、ようやく戦力が整った。気迫ではホームの新潟に引けをとらない。
「僕が一番元気があるみたい。弱音ははけませんよ」。ともすると、追いつめられたようなセリフも、萩村はリラックスした雰囲気で口にする。第16節・C大阪戦からスタメンに定着し、出場停止明けの第26節・川崎F戦から4試合連続フル出場中と奮闘を続けている。丸山良明、海本慶治、喜多靖と主力DF陣が故障で戦線離脱する中、ディフェンスラインを引き締めてきた。自身も左足のスネに古傷を抱えるが、今季は大きな故障はほとんどない状態。「ケガって、やってしまうときはやるもの。だから怖がらずに思い切ってプレーしないと」。積極的な姿勢が守備に表れる。
菊地直哉、高橋直樹と組む3バックでは左に入るケースが多い。左サイドをケアしながら、全体のコーチング。試合中は大声で指示を出し続けていることに関しても「ほかの2人があまり声を出す方じゃないんでね」と笑う。ここ3試合、第28節・横浜FM戦は1対0、第27節・東京V戦と第29節・神戸戦が1対1と、トータルで見て失点が少ないことが手応えになった。「3人のコミュニケーションは試合ごとによくなっています。役割分担をはっきりさせて、カバーし合っている」。それを柏戦で確かなものにしたい。萩村にとっては97年から2003年まで在籍した古巣。明神、玉田圭司ら主力のプレーは十分にインプット。守備陣へのアドバイスも怠りない。前回、第11節の対戦はスコアレスドロー。「チームの状況的にも個人的にも絶対に勝たなければ」と気持ちを前面に出す。
新潟はここ1カ月、守備練習に重点を置いてきた。組織的なティフェンスに磨きをかけ、先制点を許さずに試合を組み立てることを意識している。その上で反町康治監督は「柏はようやく本来の力を発揮するんじゃないかな」と警戒心を強めた。明神が復帰する予定、試合ごとに続いていた主力の出場停止もようやくなくなった。大宮戦、天皇杯・神戸戦と、セットプレー絡みで得点していることや、レイナウドのタテの突破など、新潟の弱点を突く攻撃ができる。新潟にとっては「個々の力が高い」(反町監督)相手に対し、より精度の高い守備が必要だ。
柏はこの試合が新潟スタジアム初登場。11日はスタジアムのサブグラウンドで練習を行いった。ラモスコーチ就任後、闘争心を高めてきた。戦力が揃ったことで、気持ちとプレーはかみ合う。オレンジ一色に染まったスタジアムの雰囲気の中、試合の入り方が重要になる。
どちらも狙うのは勝点3。ワンチャンスをものにする攻撃と、ミスをしない守備が求められる。
以上
2005.11.11 Reported by 斎藤慎一郎
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第30節 新潟 vs 柏 プレビュー】降格争い脱出に向け、勝点3がほしい両チーム。戦力が整った柏の攻撃に、新潟はDF萩村滋則を軸にした堅守で挑む(05.11.12)
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