12月25日(日)Jユースサハラカップ2005 決勝
神戸 vs 清水(13:30キックオフ/長居)
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クラブユースにとって1年間で最後の大会、Jユースカップ。そのラストである決勝戦がいよいよ行われる。その舞台に臨むのは、圧倒的タレントを揃え地元長居で圧勝だろうと思われたG大阪でもなく、今季2冠を達成してきた東京Vでもなかった。粒が小さいといわれ、準優勝という結果を残した昨年のチームと比較されながらもチーム力を誇ってきた広島でもなければ、前線と最後方に代表を揃える横浜FMでもなかった。
勝ち上がってきたのは神戸、そして清水。誰がこの2チームの決勝進出を予想できただろうか。
神戸は夏のクラブユース選手権で全国の舞台を踏むも、グループリーグ敗退。高円宮杯はプリンスリーグ3位のため出場ならず。「夏に全国のチームに歯が立たなかったことを思えば、本当に1試合1試合たくましくなってくれたと思ってます」木山監督は現在のチームをそう評価する。
このチームの売りはなんといってもそのたくましさ、そしてチームのメンタルのバランス。決して高い技術を誇るわけではないがボールは収まる、といった感のある1年生2トップ辻智人と上谷暢宏。両サイドはドリブルのテクニックが抜きん出ているとは言いがたいが、裏へのスピードなら負けない2年生・伊藤将大と、1年生・先田祐輔。後方で彼等を統率する柳川雅樹と、増田清一はスピードと高さという持ち味の異なるセンターバック。彼等のバランスと、勝利にこだわった走るサッカーでここまで勝利してきた。
決勝戦にむけて懸念要素があるとすれば、ここまで先制しながらも追い付かれてのPK戦突入であるということ。ただ、2年生GK土井康平の「神懸かり」セーブもあり、チームは波に乗る。99年以来2度目の栄冠を目指す。
対する清水もクラブユース選手権ベスト8。高円宮杯は東海プリンスリーグ3位で出場ならず。ここまでそう大きな結果をだしてきたチームではない。大きな牽引車であった山本真希が夏以降早々とトップ昇格を果たし、チームに精神的な影響も与えた。今大会7得点で得点ランク1位の長沢駿は2年生ながらそのころから重責を感じはじめたという。「山本くんがいなくなって、精神的にオレがやらなきゃってなってしまった。ある時、監督に『お前はマサキか?』って言われて目が覚めました」と笑って振り返る。圧倒的存在だったエースが抜け、その後はチーム力でここまできた。
戦いのスタイルは両監督も認める通り、神戸と似通った部分が多い。もともとのセールスポイントはディフェンダー陣。キャプテン石垣勝矢のみが3年生、佐野克彦、桑原卓哉、桑原彬と2年生で4バックを固める。
「もともと守備はかたいので攻撃の練習ばかりしてきた」(行徳監督)
その甲斐があってか、長身の長沢駿と町田朋弥のコンビネーションも抜群。神戸同様「がんばるタイプ」のチームで2000年以来の決勝進出を果たし、1997年以来の優勝を狙う。
「ここでやるんすよ〜」と長居スタジアムを前に感慨深げだったのは神戸のキャプテン増田清一。ここまで戦ってきた長居第2陸上競技場とはまったく規模の違うスタジアム。彼等は準決勝から中1日をはさんだ25日、そのスタジアムで頂上決戦へ望む。栄冠を手にするのは果たして・・・
以上
2005.12.24 Reported by 了戒美子
J’s GOALニュース
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