●第85回天皇杯決勝
1月1日（日）14：03キックオフ/国立/51,536人
浦和 2-1 清水
得点者：39' 堀之内聖（浦和）、73' マリッチ（浦和）、76' 市川大祐（清水）
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●川淵三郎キャプテン
「ワールドカップイヤーにふさわしい攻撃的なサッカーでファンも喜んだと思う。両チームとも、バックに若い選手がいる。浦和は闘莉王がいなくても安定していた。点を取った堀之内がその象徴だ。清水の青山、高木和道といった選手たちは、見ていて楽しかった。
長谷部は準決勝ほどよくなかったが、彼の成長は日本代表を刺激すると思う。コンスタントに活躍してほしい。いいゲームだった。2-1で最終的に浦和がタイトルを獲ったが、ようやくという感じ。清水も準決勝あたりからいいチームになったので、ひょっとしたら清水かと思ってたけれど、運がなかった。ただこれから優勝を狙えるチームに成長すると思う。
ワールドカップイヤーのスタートから消極的なサッカーを見せられたら困ると思ったが、今年にふさわしいゲームになった。三都主も準決勝、決勝ともによかった。タテに動きながらボールをもらえば代表でもいいサッカーができる。非常に楽しみになった。赤星もいい名前だし、これから売り出していくのではないか。
浦和の25年ぶりの優勝というのは、三菱重工以来だね。Ｊリーグが始まった頃はお荷物と言われていたこともあったが、成長した証を見せてくれた。来年のAFCチャンピオンズリーグ出場資格も得たし、次の目標に向かってほしい」

以上