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【第84回全国高校サッカー選手権大会:二回戦 プレビュー】二回戦には、いよいよディフェンディングチャンピオン・鹿児島実が登場!(06.01.02)

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一回戦を終え、生き残った32校の激突となる2回戦には、いよいよディフェンディングチャンピオン・鹿児島実が登場する。

鹿児島実と西が丘でぶつかるのは、長野県代表の初出場校・上田西。戦力的には差がある試合となりそうだが、持ち前の激しくタフな試合ができれば、勝機も見えてくるはず。鹿実を相手にしても上田西も「走り合い」なら負けないはず。「魂のリベロ」浅川冬馬を中心とした激しい守りで鹿実の攻勢をしのいで、エースFW荒井洋太の打開力に託したい。

対する鹿実は、仕上がりも順調で、戦力的にも十分連覇を狙えるだけのものが整った。例年のような絶対的な柱となるタレントがいるわけではないが、どのポジションにも穴のない完成度の高いチームとなった。中心となるのはU-18日本代表候補で、昨年の優勝も主力選手として経験しているMF赤尾公。技術はもちろん、フィジカル・メンタルの両面にたくましさがある選手で、均衡した試合でこそ力を発揮する、頼れるキャプテンだ。攻撃では鳥栖入団が内定しているFW栫大嗣に注目したい。運動能力が高く、パスを受ける動きも巧みなストライカー。2トップを組む迫田亮介もU-18日本代表候補の経験を持つ実力派。こちらは感覚的なプレーと身体能力が光る野性派だ。攻撃では両翼を使った形を多用するが、左の豊満貴之は神戸に入団が内定している。高精度の左足から繰り出されるシュートとクロスにはぜひ注目してほしい。

2回戦から登場するチーム同士のカードでは、星稜と広島観音の一戦が最注目。前回4強の星稜は本田圭佑(現・名古屋)のような絶対的な存在を欠くものの、これといった穴もない。全体に突出したチームのない今大会なら、優勝を狙っても何ら違和感のないチームと言えるだろう。チームの心臓はダブルボランチ。出村健次と大畑将徹のコンビは、親和性と持続性、そして展開力という点で大会随一。リズムよくパスをさばき、攻守のつなぎ役として見事な機能性を見せる。バックラインもU-18日本代表候補のDF作田裕次を中心にまとまっている。右サイドバックの清水孝太も攻守両面でキーとなる存在。高度な技術と判断を見せる大会屈指のサイドバックだ。FWは負傷に苦しみ続けた187cmの大型選手・三木卓哉の出来がカギ。ポスト役、そしてフィニッシャーとして彼がどこまでやれるかで星稜の成績も変わってくる。

対する広島観音は、ポジションのバランスを意識しながら、流動的な動きを見せる戦術的にもっとも完成されたチームの一つ。チャレンジ&カバーが徹底された守備は大崩れすることはなく、強気のラインコントロールを見せるDF坪井慎吾中心によく統率されている。中盤も献身的なプレーを見せる主将・田中康晴を中心に強固なまとまり。トップ下、または左サイドで躍動するFW小熊和人を中心に得点力も計算できる。そんなチーム最大の注目は左サイドバックの左山晋平。仙台入団が内定している選手で、正確無比な左足で攻撃を組み立てる。

同じく2回戦からのチーム同士の対戦となる三ツ沢の大津と北海の戦いも興味深いものとなりそうだ。優勝候補の一角にも挙げられる大津は、大会でもっともタレントに恵まれたチームだ。GK武田洋平が清水、DF坂本和哉が浦和、MF本田真吾が福岡、FW市原大嗣が大分と4人がJチーム入団内定済み。うち3人はU-18日本代表の候補にもなった選手たちで、彼らを背骨に配したチームが大会屈指の強豪であることに疑問の余地はないだろう。ただ、大津が彼ら4人だけのチームだと思っていると“やけど必至”。左MF府内淳貴の突破力とクロス、トップ下・大塚翔太のドリブルと得点力、そしてFW松尾昇悟の瞬発力と頑張りも大きな脅威だ。タレントが揃い過ぎたチームは往々にして、まとまりや安定感を欠いてしまうが、そこをどうしていくのか。指揮官・平岡和徳監督の采配にも注目だろう。

対するは2年連続出場の北海。昨年の大会を経験した選手が各ポジションに残っており、番狂わせに期待が集まる。注目はボランチの上原宏太。激しいプレスでボールを奪い、正確なパスでビルドアップする攻守の要で、彼が指揮する北海の中盤と大会最高と目される大津ミッドフィールド陣の対決が試合の行方を左右しそうだ。GK瀬川勇介を中心とする守備は計算できるので、当日の「寒さ」を味方につけ、優勝候補相手に暴れ回りたい。

2回戦からのカード、最後の一つは真岡と立正大淞南の一戦。真岡はDF小川亮を中心とした堅固な守備で粘りに粘り、セットプレーや速攻から得点を奪う「1-0」型のチーム。県予選失点0の実績は伊達ではない。攻撃は予選時に負傷で思うようなプレーの出来なかった「10番」を背負うFW小林泰之に期待したい。

立正大淞南は中盤の中央でコンビを組むMF千賀大樹とMF金園英学の二人が中心となるチームだ。金園は183cmの長身ながら足元の技術もあり、攻撃を力強く牽引する。中盤の底に位置する千賀は高度な戦術眼と当たりの強さを兼ね備えたタフな選手。この二人を起点にサイドから速い攻めを展開するのが立正大淞南のサッカーである。

2回戦勝ち上がりチーム同士の対戦で面白そうなのは等々力の第二試合、滝川第二と中京大中京の一戦か。1回戦で持ち味を存分に出した滝二と、思うようなプレーができず、PK戦で何とか勝ち上がった中京大中京の試合。どちらも大会屈指のタレントをそろえており、第一試合も注目カード。特に見たいチームのない人の行き先は等々力で決まりかもしれない。

以上

2006.1.1 Reported by 川端暁彦(エル・ゴラッソ
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