宮崎県の国際海浜エントランスプラザでキャンプを行っているコンサドーレ札幌。1月23日からここまでの2週間、1日だけ与えられたオフ以外はほとんどの日程で二部練習を行ってきただけに、選手たちの疲労もピークを越えた頃だ。
雪のため、毎年のことながら長いキャンプ生活を強いられる札幌にとっては、今もキャンプ生活はまだ序盤。宮崎から、熊本、更にその後は鹿児島へと移動する予定となっている。この1ヵ月半以上にもわたる共同生活について「チームメイトとの結束力を高めることができること。日程は長いけど、逆にそれがうちのメリット」と柳下正明監督は笑顔を見せた。共に生活をする時間が長い分、選手同士がよりコミュニケーションが取れるというメリットの中で、特に「新加入の選手にとっては開幕を前にチームになじむこともできる」という。
その新加入選手というポイントで見ると、FWにフッキ選手、MFに大塚真司選手の加入など、それぞれのポジション争いが激しくなることが予想される。「これまでレギュラーで出ていた選手の様子が自然と違う」と柳下監督はニヤリとした。これまでのレギュラーメンバーを脅かす選手たちの加入が、自然と選手個々の闘争心をかきたてたようだ。
この後、明日から3日間続けてJ1チームとの練習試合が組まれており「よりスピードのある相手への対応」「より個々の技術の高い相手の対応」と、柳下監督からは、この2つがポイントにあげられた。
札幌の成績を一昨年に遡ってみると、その順位は最下位。そこから翌年、昨シーズンは結果的に6位に終わりはしたが、昇格争いに終盤まで絡み、柳下監督の体制のもと着実にチームとしての成長を見せた。積み上げてきたものを形にしたい今シーズン、当然のことながら「J1昇格」が目標に上がる。昨シーズン、結果的に昇格を逃したことについて「勝てたゲームを落としてしまったこと」と口をそろえて悔しい表情を見せる選手たち。J1昇格に向けての大きなポイントを「今シーズンはシーズンを通して取りこぼしのないように」と柳下監督も語る。監督、選手が口にする目標の「J1昇格」・・・その口調や表情からは、この言葉の重みと、思いの強さが伝わってきた。
まだまだ札幌の長いキャンプ生活は続く。
以上
2006.2.6 Reported by 日々野真理
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