毎年のことだが、シーズン前の大事なこの時期の新潟は雪に覆われる。
1月18日の始動後、地元での練習は室内中心となり、できることはごく限られたものだ。となると、1月28日〜2月18日までのこのグアムキャンプの重要性は、他チームと比較してもより大きなものになることは間違いない。
しかも、今季は5年間チームを率いた反町康治監督から鈴木淳体制へと移行したチームの変革年。現在新潟は鈴木新監督を筆頭に、選手、スタッフが総力をあげてチームの土台作りに取り組んでいる。
鈴木新監督が掲げたキャンプのテーマは「フィジカル、そして選手の特性の把握」。
去年までの新潟の試合をほとんど生では観ていないという鈴木監督。標榜する「攻守にアグレッシブなサッカー」を具現化するための細かい戦術に関しては、このキャンプの中で選手の適正を見て判断していきたいという考えだ。
実際、キャンプインから鈴木監督は「見る」ことに力を注いできた。「ここまでとにかくフィジカル中心。ボールを使った練習はほとんどどやっていない(鈴木監督)」こともあり、キャンプ11日目を迎えるこの日までのメニューはフラビオ・フィジカルコーチが組んだものが中心だ。グラウンドにはフラビオコーチの激しい声が響き、選手は新監督の鋭い視線にさらされる。
もちろん3年目となるフラビオ・フィジカルコーチのキャンプメニューの厳しさは今年も健在。
2月2日までは7時、10時、16時の3部練習も連日行われた。メニューは午前に筋トレとインターバル走、午後には砂場で筋トレなど。2月5日にはオフも与えられたが、選手の表情から疲労の色は隠せない。しかし高いモチベーションが、止まりそうになる足を前進させる。「新監督になって、選手たちは自分の居場所を必死で探している」とフラビオコーチは話してくれた。
フィジカル中心だったトレーニングも、今日はミニゲームやサイドアタックからフィニッシュまでといった攻撃練習が行われるなど、徐々に「新生・アルビレックス」の姿が披露されつつある。明日には大宮とフルゲームでの練習試合も行われる予定で、これからいよいよレギュラー争いも本格化していくことになるだろう。
「良い環境の中でいい準備ができている。順調にきています」というのがここまでの鈴木監督の評価。今後予定されているグアムでの練習試合は3試合(大宮、東京V、神戸)で、18日まで滞在。続けて静岡県J‐STEPでのキャンプに移行し、ここでも数試合の練習試合を経て、開幕に向け一気に加速していく。
以上
2006.2.8 Reported by 高木聖佳
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