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【 2006キャンプレポート 】浦和レッズ編(06.02.17)

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浦和レッズは、2月10日(金)から、オーストラリアのシドニーでキャンプを行った。来日が遅れていた新加入のワシントンも合流。坪井慶介、三都主アレサンドロ、長谷部誠、小野伸二、都築龍太ら5人の日本代表組もアメリカ戦が終わった後の13日から15日まで加わり、今季の登録36人全員が参加してのものとなった。

日本代表組が合流した2日目の14日は、今季初の11対11の紅白戦を実施。コンディションの悪い選手を除く全員が45分以上プレーした。8日に来日したばかりのワシントンはまだコンディションが完全ではなく、体のキレやシュートの正確さに欠けるところはあったものの、ボールの納まりどころとしては抜群の安定感を見せた。また小野も周囲と連携した攻撃の組み立てで期待通りの豊富なアイデアを披露した。同じく新加入の相馬崇人は、左サイドで積極的にボールを要求。何度も攻撃に絡み、得点もした。また黒部光昭は相手DFの動きを読んでボールを奪いゴールを決めるなど得点感覚の鋭さを見せた。

15日に行われた同国プレミアリーグ(2部)上位のマルコーニ・スタリオンズとの練習試合には、アメリカ遠征の疲労がたまっている長谷部を除く代表組4人が前半プレー。ワシントンを1トップに、ポンテと小野が2列目に控える3−6−1の布陣で、前半3得点を挙げた。小野は3ゴールすべてに絡む活躍。ワシントンもゴールを決め、他にもチャンスに顔を出した。

ブッフバルト監督は試合後「代表選手を呼んで良かった。味方との呼吸を合わせるのに必要な機会だった」と感想を述べ、攻撃陣の組み合わせについては「ワシントンと小野は合流して日が浅いので使った。うちは2トップでも良いし、トップ下の候補には山田暢久もいる。豊富なバリエーションが強みだ」と自信のほどを語った。

代表以外の選手は、紅白戦や練習試合で公式戦並みの全力プレーを見せ、今季の浦和のレギュラー争いの厳しさをうかがわせた。この後、17日、19日にも練習試合を行い、浦和のキャンプは20日に終了する。

以上

2006.2.17 Reported by 清尾淳
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