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【 2006キャンプレポート 】水戸ホーリーホック編(06.02.17)

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始動日から丁度1ヶ月の2月16日、水戸ホーリーホック2次キャンプ@静岡県御殿場市『時之栖スポーツセンター』は4日目を迎えていた。2日目から実践に次ぐ実践の毎日。この日の午後行われたJ1横浜F・マリノス戦(35分×3本)では1−0と辛勝。結果から見てもこの1ヶ月のトレーニングと、実践で出て来た課題を克服しようとしている成果が表れつつあるようだ。

今シーズンの長丁場に走り負けない体を作った1次キャンプ(1月25日〜28日)との違いを聞いてみた。毎年大幅に変わる選手達を戦い抜けるチームに仕上げてきた4年目の前田秀樹監督は「2次キャンプのテーマはやはりコンビネーション!それぞれの個性や特徴を把握しながら、個人の特徴を最大限に活かして個性を引き出そうという狙いがあり、今は色々なフォーメーションを試しています。沢山の新しい若い選手が加入しましたので、アグレッシブな守備と攻撃で失敗を恐れないサッカーをやっていきたい。それに流動的なサッカーをしていきたいので、一人の選手が2つ3つのポジションが出来るようにもしたいですね。昨年より良く走る選手が多いので、新しいチームを指揮する新人のような新鮮な気持ちでおります」と話す。

本日の練習試合1、2本目で、今まで中々コンビネーションが合わなかったアンデルソン、金東燦の両外国籍選手が結果を残し、監督の言う「チーム内での良い戦い」も繰り広げられているようだ。3本目は両チームが現時点のベストメンバーでの戦いとなり、水戸の決定機は少なかったものの、力ある攻撃を守りきった実のあるゲームとなった。「結果より、静岡産業大戦に負けてから選手同士のミーティングで知恵を出し合ったのも良かったし、昨日のHondaFC戦の勝利で出ていない選手が奮起してくれたのも良かった。ミスや技術はさておき、声が良く出ていて一つになりつつあるチームの雰囲気で、順調に来ていることを証明出来た。誰が出てもやれる感触も出て来たのでこれを更に続けてレベルアップ出来るようにしていきたい」とは監督の試合後のコメントである。

チーム構成の半数が新加入選手ということでの不安と期待では、後者の方がより勝っている。昨年の開幕4連敗スタートを拭い去る好発進が見られそうだ。2次キャンプは2月18日まで行われる。

2006.2.17 Reported by 和田りつ子

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