●AFC アジアカップ2007 予選大会
2月22日(水)19:20/日産/ 38,025人
日本代表 6-0 インド代表
【得点者】32' 小野伸二、58' 巻誠一郎、68' 福西崇史、79' 久保竜彦、83' 佐藤寿人、93+' 久保竜彦
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●ジーコ監督(日本代表)
「インドは以前に対戦した時よりメンバーが大幅に替わっていたし、年齢的にも走れる選手が多かったので、前半は手こずると思っていた。我々は勝点3を取ることを意識して硬くなるし、相手は引いて守ってカウンターを狙ってくる。いかに我慢して、トライしながらも点を取られずに後半に繋げるかだと思っていた。そのとおりに、硬さが取れて後半は得点できた。大事な大会の1試合目で勝点3が取れてうれしいし、選手が最後まで点を取る意欲に感動した」
Q:巻・久保の両選手をトップに並べた際、クロスの受け方についてどう考えていたか?
「前半は2人の高さを意識しすぎて、アーリークロスを放り込みすぎた。これでは相手は正面からボールを受けられるし、日本の選手は半身で受けなくてはならない。ハーフタイムには、もっと深くからクロスを入れることで体勢が逆になると指示をした。クロスだけでは相手も慣れてしまうし、そこに足下のボールを入れることでバリエーションを増やせる。
巻はヘディングが強いので、それも1つのオプションではあるが、バリエーションを増やすことで彼らのよさがさらに生きる」
Q:長谷部の出来について
「彼のよさはアメリカ戦から出ていた。後ろからどんどん飛び出し、常にゴールに向かえるのが彼のいちばんのよさ。味方にもスペースを空けられるし、浦和で見たよさを、今まさに見せている。まだ若いので、日本代表への列に並んでもらっている状態だが、チームで活躍して私の頭を痛めさせるような存在になってほしい。
昨年も彼を招集しようとしたことがあったが、ちょうどケガをして離脱していた時期で機会を失った。今日の活躍は彼のよさが生きていた。
自分がいけるところで、小野や小笠原のためにスペースを空けられる。そのことがハッキリした。あとは体調維持が大事なので、1日1日を大切にして自分を高めていってほしい」
Q:3試合を戦っての総括を
「私が就任して以来、オフシーズン明けにはフィジカルを厳しく追い込み、徐々に相手のレベルを上げていくようにしてきた。今年は、できれば対戦相手が逆の順番にできればよかったが、アジアの大会日程は最初から決まっていたので仕方ない。今日の試合は、日本代表のアジアカップ3連覇がかかる大事な試合なので、ここにポイントを合わせたかった。結果も出てよかった。引き続き、日本戦んしゅのコンディションを維持していければ、W杯にもよい形で臨めると思う」
Q:久保選手を3試合起用したが、今後もFWの中心に据えて戦っていく手応えはあったか?
「今のままでずっと保てれば確実にその目はあると思う。今回、久保を招集して彼の持って生まれたFWとしての資質は、稀に見るものだと感じた。これまではコンディションも整わず、気持ちも沈みがちだったと思うが、今回はキャンプでも全日程をこなしている。
『本気でW杯に行きたいか』と聞いたときに彼が『行きたい』と答えた目にも、真剣なものを感じた。ただ、コンディションに不安があるのも事実で、これは気持ちだけではどうにもならない。里内フィジカルコーチとも相談し、体をいじめるところは徹底してやってもらった。それで、今日のように90分を使えるようになった。コンディションがよければ、今まで以上に彼の未知なる才能も開花すると期待できるし、核となる働きを期待したい」
Q:DFラインのビルドアップでミスが目立ったように思うが?
「私が就任したばかりならば、今日のようなミスで心配になったかもしれない。ただ、もう彼らの技術もわかっているし。修正できるとも思う。前回のように不必要にDF3枚が残っているようなこともなく、積極的に前に行こうとして、フィードしようとして、サイドチェンジしようとしてのミスなら、私は何も問題はないと思う。
思うように点が取れない中で焦りも出てしまった。ハーフタイムに、硬さをとってミスをおそれずに行けという対話をして、かなり修正された。今日は勝点3を取るべき最初の試合で硬かった部分もある。次回の試合では、かなりの部分で修正できるだろう。
経験から言わせてもらうと、彼らは完璧を求めてやっている。急ぎすぎるとミスが出る。ただ、私はこれからもよいところを引き出していくやり方でやっていきたい」
以上
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