3月18日(土) 2006 J1リーグ戦 第3節
G大阪 1 - 3 大分 (19:04/万博/8,388人)
得点者:'1 オズマール(大分)、'32 遠藤保仁(G大阪)、'50 オズマール(大分)、'75 松橋章太(大分)
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久しぶりに、雨に見舞われた万博記念競技場。ホーム側のガンバ大阪としては、前節6-1と大勝したいい流れを繋げ、ホームでの今季初勝利を挙げたかったが、結果は1-3と敗戦。開幕以降白星のなかった大分トリニータに、勝ち点3を奪われた。キックオフ直後の1分。コーナーキックによるセットプレーから大分FWオズマールに頭であわされて0-1。32分にはMF遠藤のPKによるゴールで一度は同点に追いついたものの、後半立ち上がりすぐの50分に、再びフリーキックをFWオズマールに決められ1-2。とどめは、前がかりになる中でカウンターを食らい、75分、途中出場のFW松橋章太に左足で決められた。
「スマートなサッカー、可憐なサッカーというのは、もっと泥臭いものの上にある。今日のようなピッチではなおさら、そういった泥臭さが必要だった」
西野監督の言葉が全てを物語っていた。大分が守備的にポジションをとり、引いた展開の中、当然のように立ち上がりからボールを支配していたのはG大阪。難なくボールを奪いとり、中盤でパスを繋いでフィニッシュを目指す。立ち上がりから、それこそ「スマートに、可憐に」ボールが動いていたのは事実だろう。だが、『フィニッシュ』ということを考えれば、ここ数試合の中では最もゴールを遠く感じた展開だったようにも感じられる。
「雨だったこともあり、ボールをコントロールしにくい状況を踏まえて、トラップしてから正確に、という点で慎重になりすぎたかもしれない(DF加地)」「トラップひとつとっても思うところにトラップしたボールを置けなかったり、パスミスも多かった(MF橋本)」という2人の言葉が示すように、いつも以上に中盤でのパス交換が丁寧になりすぎたり、個人的なミスが増えたり。大分の「相手に仕事をさせないためにスペースを消さなければいけない(シャムスカ監督)」というG大阪対策が成功した部分もあるだろうが、なんとなくボールが動くばかりで、攻撃のリズムがあがらない。
また、そこから連動して前線のリズムもあがらず、結果、中盤でボールをまわす時間ばかりが増えて、決定的なパスを送り込む回数が減る。「引いて守ってきた相手に対して、サイドからの工夫をもっとしなければいけない」とはDF加地の言葉だが、その通り。引いた相手にこそ、『崩し』の工夫はより必要となり、『泥臭く』相手の守備をこじあけるような攻撃展開が求められるが、残念ながら、今日のG大阪にはその姿を見いだすことはできなかった。
さらに「3つとも、警戒していた形での失点(DF山口)」だったことも、勢いを消された理由だったと言えるだろう。取られた時間帯も悪く、前後半の立ち上がりという、もっとも危険とされた時間帯に、同じ形でゴールを奪われたことは「自分たちの油断というか、集中力の欠如としか言いようがない」とMF家長。と考えれば、導きだされた1-3敗戦という結果に、悔しくも頷づかざるを得ない一戦だった。
以上
2006.03.18 Reported by 高村美砂
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