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【J2:第5節 鳥栖 vs 草津 プレビュー】未だに調子が出ない鳥栖。開幕戦以降、無得点の草津。快勝で勢いをつけたい両チームの想いが、鳥栖スタジアムで激突。(06.03.26)

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3月26日(日)J2 第5節 鳥栖 vs 草津(14:00KICK OFF/鳥栖)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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開幕から4節を終了して勝ち星がない鳥栖。得失点差も最多の−5で最下位といいところがない。

第4節を終了した時点の昨季とのデータ比較をしてみると、シュート数(9.7本/試合→8.25本/試合)・被シュート数(10.5本/試合→10.0本/試合)となっている。ややシュート数は減っているが、打たれるシュートも減っている。が、結果が大きく違う。昨季は第4節を終了した時点で1勝3分け得失点差は+1、今季は1分け3敗得失点差−5と格差が歴然である。得点が取れず失点を重ねているのが最大の原因である。今節、対戦する草津も開幕戦こそ神戸に快勝したが、以降は無得点で1勝2敗といいところがない。(草津は第3節に試合が組まれていない)

今節は、得点が取れないところに現在の結果がある両チームの戦いと言える。

サッカーの試合は、大きく3つの状況に分けられる。

・味方がボールを保持している状況で、得点を取るために攻撃を行っている
・相手が保持している状況で、失点を防ぐために守備を行っている
・どちらでもない状況でボールがルーズな状態
である。

この3つの状態の中で、今季の鳥栖の特徴がはっきりと見て取れる。

つなぐサッカーを掲げて戦っているが、松本監督が就任して以来一貫して「前線からの早いプレッシャーと奪ったボールを早く運ぶ」ことが徹底されている。中盤でボールを保持できる選手が増えたせいで、ボールポゼッションは確実に多くなっている。

だが、味方がボールを保持してもペナルティエリア内でFWに渡るシーンが少ないうえに中盤で奪われるシーンが多い。相手が保持している状況では、ディレイ(攻撃を遅らせる)とチャレンジ(積極的に奪いに行く)が曖昧であり、連携不足(コミュニケーションの不足)が見られる。最も冴えたるものがルーズボールへの対応である。ボールの移動中に出来るだけ寄せきれていない。これでは、つないでも早く運ぶことが出来ない。この状況を「技術の差はないが、戦う姿勢が足りない」と松本監督は指摘する。

今節も中盤を構成するであろう4選手(高橋・尹・山口・山城)の連携が取れないことには苦戦が予想される。FW新居がゴールに向いてボールを保持する状況が少ないと得点機会も減る。簡単にボールを奪われることなく、如何にしてバイタルエリアにボールを運ぶのか・・・

草津も前節は簡単にボールを奪われ2失点している。サイドから崩されてマークが甘くなったところを詰められたり、カウンターを受けて対応が遅れたりと「弱いとしか言いようがない」と植木監督を嘆かせている。ピッチリーダーの鳥居塚の欠場が響いているのが原因と言えるが、トップ下の島田の奮闘は光っている。彼を起点した攻撃に期待したい。

昨季の鳥栖は、開幕戦で福岡に押し込まれながらも引き分けて調子付いた。勝てなかったもののGKシュナイダー潤之介の神業的プレーで窮地をたびたび救ってくれた。リーグ初得点や初出場など初物伝説を数多く作り、チームの勢いを見せてくれた。新居がスターティングメンバーに固定されると快進撃が始まった。個人個人のスーパープレーで窮地を救ってくれた昨季に比べ、今季は「つなぐ」ことが出来るようになっている。ならば、技術に差がないのであれば、選手の奮起を見せて欲しい。

美技も派手さも観客を魅了するが、サッカーはチームプレー。流れるような連携でボールを動かすことが最高のパフォーマンス。90分間の中でボールが止まることはない。サッカーは常に動いている。

以上

2006.03.24 Reported by サカクラゲン
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