3月25日(土) 2006 J1リーグ戦 第5節
大宮 1 - 0 清水 (15:00/駒場/7,354人)
得点者:'50 小林大悟(大宮)
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●小林大悟(大宮):
「前節の敗戦の後なので勝てて嬉しい。エスパルスは好調でいいイメージをもって戦っているチーム。前半をゼロでおさえていこう、と試合に入った。マルキーニョスがいないことはラッキーだった。
前半攻め込まれたが、展開は読めていた。これまで前半早い時間に失点していたので、守るようにしてこぼれ球を拾えればという感じだった。得点シーンは一度蹴ってそれがファウルになって、二度目だったので冷静に蹴ることができた。誰が蹴るか決まっていなくて、主税くんがお前がいけと言ってくれた。一本目はGKに向かっていくようなボールを蹴って壁にあたってしまった。だから二度目は逆に蹴るとGKは思ったんだと思う。そう動くと思った。あれだけ近い距離で、壁があるのでボールは見えないだろうと、一本目より確実にコースを狙って蹴った。
自分自身はまだまだ。チャンスメイクをしていきたい。1―0(という結果は)は一番難しい、いい試合だったと思う。守備ができるということは上位につながるということ。個人的には4試合連続アシストがかかっていたが、まわりには狙っていけと言われていた。でも貴重な1点をとってアシストより重いと思う。セットプレーは大宮の武器なので、多くとりたい。ただ、FWとして出ても、別にポストが出来るわけではないので、ボールに触っていきたい。今のポジションはゴールに近いし、ゲームコントロール、チャンスメイクが出来て楽しい。
次のガンバ戦は代表選手が多くて、いい選手が多いってわかっているから勝ちたい。もっとシュートチャンスを増やしていきたい。守備はできているけど、シュートが少ない。流れからのチャンスももっと増やしていきたい」
●ディビッドソン純マーカス(大宮):
「相手の攻撃に関しては、チョジェジンがキープして起点になるとビデオでも見ていたので、自分を含めてボランチとセンターバックの4人で囲んでつぶしていくという感じだった。結果的に自由にはさせていなかったと思う。去年から先制点をとった試合は勝利しているので、できるだけ先制点をとって守ってどんどん大宮のサッカーを見せて行ければと思う。追加点は取れていないが、失点していないということが次につながると思う。流れの中からの得点はないが、セットプレーで取れていれば得点であることに変わりはない。今日は、前半、立ち上がりも悪くなかったし、やっぱりうちのウリは守備だと思う。フォワードを含めみんなで守備したことが結果に出たと思う。チョジェジンはいい選手なので自分と(片岡)洋介で意識的に見た」
●奥野誠一郎(大宮):
「前の試合から内容は向上してきていた。前半ゼロで抑えようとやってきたので、結果的にゼロに抑えられてよかった。体を張ってゼロに抑えたことは大きい」
●久永辰徳選手(大宮):
「もう1点取りに行かないといけない。最後は押し込まれていたので。もう一度積極的に高い位置から取りにいくなどしないと。そうしないと上は狙えない。藤本は前に運ぶし、前に絡んでくれている。今日はエスパルスという前提ありきの試合なので、相手が変われば流れも変わると思う。ゼロで終わる試合が出来れば、僕らのサッカーが出来てくると思う。セットプレーで点は取れているので、勝負していきたいと思う」
●山西尊裕選手(清水):
「連戦の疲れもあるけれども、こぼれ球も拾えずああいう失点をしてしまい、相手に余裕をもってやられてしまった。悪い時の感じがそのままでてしまった。切り替えが遅い、リスタートもクイックですればいいものが、相手の間合いになる…。落ち着けというが何を落ち着かすのか?足が動かなくなっただけ。相手ががっちりきて、セットプレーで得点というのは分かっていた。別にうち相手の作戦ではなくて相手の戦い方。気をつけようと言いながらはめられた感じ。『連勝はしたが、まだまだだよ』ってことじゃないですか?ホントの強いチームじゃない、まだ若いなっていうこと」
●藤本淳吾選手(清水):
「もったいない試合をしてしまったという感じ。しっかりとつないでチョジェジンに起点を作ってもらって、サイドからの攻撃をしたかった。相手が引いていてスペースがないというのもあって、低い位置から放りこんだがミスが多かった」
以上













