3月25日（土） 2006 J1リーグ戦 第5節
広島 1 - 3 Ｇ大阪　（15:04／広島ビ／13,067人）
得点者：'43 遠藤保仁（Ｇ大阪）、'49 マグノアウベス（Ｇ大阪）、'61 マグノアウベス（Ｇ大阪）、'83 佐藤寿人（広島）
----------

●西野朗監督（Ｇ大阪）：

「ここ2試合がナイターで、しかも雨の中のゲームだったこともあって、今日はかなり日差しがまぶしかった。デーゲームへの切り替わりや中2日ということもあり、選手の身体を見ても、重たそうに感じた。そのせいか、ボールは支配できてはいたけれど、決してゲームを支配していたわけではない。1点、カウンターで失点するんじゃないか、という予測の中で試合をしていた。
　たとえ内容が悪くても勝ちきらないといけないのだが、内容そのものについては満足していない。もっとアグレッシブにボールも人も動くＧ大阪らしいサッカーをやりたい。タイトなスケジュールではあるのだが、もっといいゲームをしないといけない」

Q:遠藤のトップ下については？
「トップ下といっても、流動的にポジションは動かしていた。組み立ての時はポジジョンを下げて参加していたし、ボールには絡んでいたと思う。ただ、遠藤が高い位置にいて、（組み立て役の）橋本と明神のパスだしのタイミングが少し遅かったために、組み立てが巧くいかなかったように思う。本来の形ではなく初めてのトライではあるし、彼はよく（ボールに）絡む姿勢を見せてくれた」

Q:広島の3-5-2は想定の範囲内か。
「京都戦の翌日のサテライトのゲームで3-5-2でやっていたようだし、3バックへの変更は想定していた。選手にも準備はさせていた。ただ、ジニーニョが出てくると思っていたが。
　がっぷり四つに組めるシステムだったし、対応はできたと思う。相手はメンバーもシステムも変わっていたし、最初の15分〜20分で主導権を握らないと、とは思っていた。それはうまくできた」

Q:宮本選手の出来については？
「それほどパニックになるシーンもなかった。心拍数も100くらい（にしか上がらなかったん）じゃなかったかな？最後にゴールをプレゼントしたのは、人がよすぎると思うけれど。
　ただ、ゲームをコントロールするスタイルは他のG大阪の選手にはない。今日もうまく流れを読んで、コントロールしてくれた」

Q:3バックに変更した意図は？
「特にない。4バックも3バックも、気にしていない。選手のキャスティングの中でシステムを組んでいるだけ」

以上