3月29日(水)ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 福岡(19:00KICK OFF/三ツ沢)
-ゲームサマリーはこちら-
-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
-ナビスコキッズイレブン クラブと一緒にファイナルを目指そう!
今年は大人も参加可能!!詳細は【こちら】-
----------
それは、ほんの5年前の出来事。2001年、横浜F・マリノスは、チーム史上最大の危機に直面していた。「J2降格」。前年は1stステージ優勝を手にし、鹿島とのチャンピオンシップには敗れたものの、有望な若手を加えて雪辱に燃えるシーズンを迎えたのだったが・・・。1stステージは、16チーム中15位という最悪の成績。まさかの降格危機に、2ndステージではブラジル代表監督も務めたラザロニ監督を迎え、横浜FMは立て直しを図る。そして、チーム一丸となって、J1残留を果たしたのであった。
その後、2003、2004シーズンでJ1リーグ戦2連覇を果たし、昨年こそ3連覇を果たせなかったものの、今シーズンは見事に復活。ここまで圧倒的な強さで上位に位置する横浜FMにも、このような苦しい時期があったとは、今にして思えば想像もつかないかもしれない。昨年、勝点が伸びず、下位のチームにも取りこぼす試合が続いたとき、一時は『降格』の2文字もちらついた。チームが好調のときは、苦しかった記憶も薄れがちになる。だが、5年前の苦境を乗り切ったメンバー(松田直樹、上野良治、ドゥトラ、榎本達也、坂田大輔など)は、決して忘れてはいないはずだ。だからこそ、今シーズン、いくらチームが好調でも、自信が慢心に変わらないよう、常に自分たちを戒める発言を繰り返しているのだろう。
前置きが長くなってしまった。実は、今度のナビスコカップ第1戦で横浜FMと対戦するアビスパ福岡。横浜FMが何とか降格の危機を脱した2001年、J2に落ちてしまったのが、その福岡だった。福岡のJ1復帰は5年ぶり。だから、両チームの対戦も、2001年以来5年ぶりとなる。ちなみに、最後の対戦成績は8月11日のセカンドステージ第1節。横浜FMがドゥトラの延長Vゴールで、1−0と福岡を下している。
リーグ戦であれ、カップ戦であれ、横浜FMの戦い方に変わりはない。代表戦で招集された久保竜彦に代わるツートップの一角には、昨年チーム得点王の大島秀夫か、スピードスター坂田大輔か。中澤佑二に代わる左センターバックには、河合竜二が入るだろう。
一方の福岡は、リーグ戦でいまだ勝利なし。前節の甲府戦でも引き分け、勝ちきれない試合が続いている。福岡の悩みは、相次ぐケガ人によりベストメンバーを組めないこと。しかし、FW田中佑昌の離脱は神戸から移籍の薮田光教が補い、すでに2得点を挙げる活躍を見せ、ボランチ布部陽功の穴は、2005ワールドユース代表の中村北斗が埋めている。金古聖司、千代反田充による東福岡高コンビのセンターバックも息はピッタリ。右サイドには久藤清一が座り、横浜FMの左サイドを疾駆するブラジル・トリオを迎え撃つ。
5年前の話に戻る。実はこの年、横浜FMは、ナビスコカップで初優勝を成し遂げている。例年、ナビスコでは好成績を残せていない横浜FMだが、この年は粘り強く戦い、結束力が残留へのモチベーションにつながった。転機となったのは、2回戦で当たった福岡とのホームアンドアウェイ。リーグはファーストステージ途中で、2回戦の直前にアルディレス監督が解任。後を受けた下條佳明監督代行(現強化育成部CPO)の指揮のもと、第1戦のアウェイで3−0、続く第2戦のホームでも2−0で連勝して波に乗ったのであった。
日本代表のスケジュールと重なるヤマザキナビスコカップは、逆に言えば、若手が活躍の場をアピールできる大会でもある。若い選手の多い福岡にとっては、巻き返す絶好の場になる。逆に、横浜FMは、浦和戦で敗れたショックを早く振り払うためにも、絶対に勝たなければならない。
以上
2006.03.28 Reported by 近藤泰秀(インサイド)
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs 福岡 プレビュー】ともに苦しんだ2001年以来の対戦。予選リーグ突破へ、大事な初戦。(06.03.28)













