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【キリンチャレンジカップ2006 日本代表 vs エクアドル代表プレビュー】2トップに玉田と久保。玉田の復活弾に期待。3−5−2で守備を修正できるのか?(06.03.30)

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●3月30日(木)19:20/大分ビックアイ
日本代表 vs エクアドル代表
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守備の課題を露呈したボスニア・ヘルツェゴビナ戦(ドルトムント)から1ヶ月。日本代表は国内組だけで2006年ワールドカップ出場国のエクアドル代表を迎え撃つことになった。

2月のアメリカ戦(サンフランシスコ)やフィンランド戦(静岡)同様、中村俊輔(セルティック)ら欧州組は不在だが、守備の主力選手たちは揃っている。ジーコ監督は当初、ボスニア戦と同じ4バックで戦う意向だったが、遠藤保仁(G大阪)の負傷離脱によって3−5−2に戻した。これで課題山積だった守備は修正できるのか。もう1つのポイントである久保竜彦(横浜)と玉田圭司(名古屋)の2トップの出来を含め、非常に興味深いゲームになりそうだ。

「キリンチャレンジカップ2006」日本代表対エクアドル代表戦が明日30日、19時20分から大分ビックアイで行われる。春休み中ということもあり、すでに前売券は完売。30日のスタジアムは超満員となるだろう。

ジーコジャパンは試合3日前の27日に大分入り。初日はシュート練習やミニゲームなどで調整を行った。遠藤が右太もも裏を痛めて最終的にチームを離脱するなどのハプニングもあったが、それ以外のメンバーは揃って28日の大分高校戦に参加した。

指揮官が選んだ布陣は3−5−2。「遠藤がいれば4バックで行ったが、彼がいなくなったので坪井(慶介浦和)を入れて3バックにした」というジーコ監督は、GK川口能活(磐田)、DF坪井、宮本恒靖(G大阪)、中澤佑二(横浜)、右サイド・加地亮(G大阪)、左サイド・三都主アレサンドロ(浦和)、ボランチ・福西崇史(磐田)、小野伸二(浦和)、トップ下・小笠原満男(鹿島)、FW久保、玉田という顔ぶれを先発に選んだ。

この中で特に注目を集めたのが、2004年6月9日の1次予選・インド戦(埼玉)以来、約2年ぶりのコンビ結成となる2トップ。柳沢敦(鹿島)が25日のジェフ千葉戦で右足第5中足骨を骨折。全治2ヶ月の診断を受け、本大会出場が微妙になったこともあり、彼ら2人を含めたFW陣の動きはジーコ監督も確実にチェックしたいところだろう。

しかし彼ら2人は高校生相手に圧倒的な力を見せられなかった。奪ったゴールも久保の1点のみ。玉田はサブ組の一員としてプレーした後半はゴールしたものの、まだ完全に得点感覚を取り戻してはいないようだ。とはいえ、練習試合と国際試合は違う。エクアドル戦は自身をアピールする最後のチャンスでもある。明日のブレイクに期待したい。

ボスニア戦後半に乱れた守備の修正も急務の課題である。仮想・クロアチアといわれたこの一戦で、日本は次々とバイタルエリアに侵入され、最終ラインと中盤のバランスが取れなくなった。それを修正する1つの手段として、指揮官はアジア予選のメインだった3−5−2システムを戻した。

選手たちもこの変化を歓迎している。ボスニア戦の後、宮本は「真ん中に蓋をする選手がいた方が守備が安定する」と話していたし、大分高戦後にも小野が「3枚の方が攻撃時に前線の枚数が多くなったように感じるし、パスも出しやすくなる」とコメントしていた。もちろん高校生とエクアドルはかけ離れたレベルではあるが、素早くボールを回しながら攻撃を組み立てるという日本の持ち味を出す手がかりがつかめたのかもしれない。明日はその真価が問われる。

ボスニア戦には参加できなかった長谷部誠(浦和)、阿部勇樹や巻誠一郎(ともに千葉)、佐藤寿人らボーダーラインの選手たちにとっても今回がラストチャンス。というのも、次のキリンカップ(5月)は欧州組の一部も戻ってくる見通しで、最終登録に近いメンバーで戦うことになるからだ。とはいえ、主力組の中から負傷者やコンディションを崩す者が出ることもありえる。わずかな可能性ではあるが、最後まで諦めずにメンバーに滑り込もうという強烈なインパクトを見せつけてほしいものだ。

一方のエクアドル代表は27日に来日したが、気候と時差に悩まされ、コンディションは万全ではないという。日本同様に欧州でプレーしている選手たちも合流できない。それでも彼らの豊富な運動量や小気味いいパスワーク、ボールテクニックは健在だ。昨年9月に日本が4失点を喫したホンジュラス代表より強いことは間違いない。1対1に圧倒的な強さを発揮する彼らをどう止めるのか。この相手を零封してこそ、ワールドカップ本大会1次予選突破への希望が見えてくる。今年に入ってモヤモヤ感がぬぐえていないジーコジャパン。今回こそはスッキリ勝って、2ヵ月半後に迫った本大会への勢いをつかみたい。

以上

2006.3.29 Reported by 元川悦子
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