3月29日(水) 2006 ヤマザキナビスコカップ
C大阪 1 - 0 磐田 (19:00/長居/5,461人)
得点者:'65 森島寛晃(C大阪)
----------
「リーグとナビスコカップと大会は違うが、連勝できてうれしい」。土曜日のリーグ戦(新潟戦)で今季初勝利を挙げてから4日後の「今季2勝目」に、C大阪・小林伸二監督の顔は思わずほころんだ。しかもリーグ戦ではまだない無失点試合に、喜びもひとしおだったようだ。
C大阪のメンバーは、先日の新潟戦とまったく同じ。「ナビスコカップだからメンバーを変えるという考え方もあったが、ここまでいい流れで来ている選手を使いたかった」(小林監督)のがその理由だ。
立ち上がりはどちらかといえば磐田のほうがボールを支配していたが、先にチャンスを作ったのはC大阪。17分にゼ・カルロスのCKから、ゴール前で立て続けにシュートを放ったが、磐田DFはすべてブロック。逆にこのクリアボールからカウンターを仕掛けて、一気にC大阪のゴール前へ。しかしカレン ロバートのシュートはGKがセーブした。前半のチャンスはこの時間帯だけ。双方のディフェンスが機能し、相手の長所を消しあう形になった。
後半に入って、先に仕掛けたのはC大阪・小林監督。「ピンゴのコンディションがあまりよくないと聞いた」ため、54分に山田卓也をピッチに送った。「まずはディフェンスから入っていこうと思った」という山田が中盤のスペースを精力的に走ったことで、流れはC大阪に傾いた。59分には、山田のクロスに西澤明訓が頭で合わせるチャンス。このシュートは惜しくもサイドネットをかすめたが、その6分後に鮮やかな先制点が生まれた。西澤のポストプレーからのボールを山田が受け、ゴール前に絶妙のパス。ここに森島寛晃が走りこみ、GKとの1対1を冷静に決めた。
磐田にとって誤算だったのは、前半17分のゴール前での攻防で、GK佐藤洋平が右膝を負傷してしまったこと。いったんはプレーに戻った佐藤だが、直後に交代。23分から、急きょ控えの松井謙弥がゴールマウスに立った。また後半5分にも、カレンが右足首をひねって交代するというアクシデントもあった。さらに日本代表の4選手が不在で、若手中心のメンバーを組まざるを得ないチーム事情も影響した。C大阪が西澤のポストプレーを足がかりにチャンスを作ったのに対し、磐田はくさびのパスが入らず、「前でタメができなくて動き出すタイミングが作れなかった」(山本監督)。中盤で船谷圭祐、成岡翔らが動き回ってチャンスを作ろうとしたが、決定機はほとんど作れずじまいだった。
C大阪にとっては大きな1勝になった。開幕4連敗で、ともすればドロ沼に陥りそうだったチーム状況が、リーグ、ナビスコカップの連勝で一気に好転したかに見える。「前の選手がきっちり決めて、ディフェンスがしっかり守れば去年みたいな強いチームになっていく」。西澤の言葉からもそれは十分うかがえた。
以上
2006.03.29 Reported by 横井素子
J’s GOALニュース
一覧へ【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs 磐田 レポート】本来の姿取り戻したC大阪が『連勝』。磐田は攻撃に課題を残す。(06.03.30)













