4月1日(土)J1 第6節 横浜FM vs F東京(15:00KICK OFF/日産ス)
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「F東京には苦手意識あるからね、自分自身含めて。でも、この間(3/25、浦和に1−3で完敗)はサポーターにもひどい試合を見せちゃったし、信頼を取り戻すためにも次は絶対勝つ」。キャプテン・松田直樹が語るように、F東京に対する横浜FMの相性は、確かに良くない。対戦成績(リーグ戦通算)こそ、4勝3分5敗と拮抗しているが、内容が悪い。すなわち、挙げた得点12に対して、失点が「20」。3点以上取られて敗れた試合が3試合もある(うち、4失点負けが2試合)。やられるときはコテンパンにやられている。
「でも、まだ(ウチが)絶好調のときに(F東京と)当たったことがないから」と、松田は続ける。たとえば、昨年のアウェイで0−4と完敗した試合(7月17日・味スタ)の直前の成績。横浜FMが3勝1分(○○△○)、一方、F東京は1勝3分(△△△○)。真夏の6連戦も終盤にさしかかり、横浜FMは鹿島や千葉という強敵に競り勝ってきたものの、疲労はピークに達していた。かたや、F東京は序盤の低迷からようやく脱し、上昇気流に乗り始めたところ。この試合を契機に、その後の横浜FMは下降線をたどった。『守れない、攻められない』(中澤佑二)という『魔のサイクル』に陥ってしまったのだ。
さて、今シーズン。Jリーグ第5節までの両チームの成績は、横浜FMが4勝1敗・勝点12で「2位」、F東京は2勝1分2敗・勝点7で「9位」。表面的な数字を見る限り横浜FMが有利だが、前節で横浜FMは浦和に完敗。一方のF東京は京都を相手に終了直前、徳永悠平のゴールで劇的な勝利をものにしている。勢いでいえば、F東京に分があるといえるだろう。
29日に行われたナビスコカップ第1戦。浦和戦で失われた「自信を取り戻すために」臨んだ福岡戦、横浜FMは1−0のスコア以上に『内容のある』勝利を収めた。圧倒的にチャンスを作りながら1点に終わったことで記者席から溜め息も漏れたが、岡田監督も語ったように、このような展開は昨年だったら引き分けに持ち込まれていただろう。
だから周囲の心配をよそに、試合後の選手の表情は一様に明るかった。「今日は、何より0に抑えたことが大きな収穫」と今季初出場の那須大亮。田中隼磨も「今まで試合に出ていないメンバーは、僕を含めて皆イキイキしていた」と、久々のフル出場で持ち味であるサイドのアップダウンを精力的にこなした。そして、誰もが口にするのは浦和へのリベンジ。「次の対戦までこの悔しさを忘れない」(マグロン)、「やられたといって、自分たちのやり方を変えることはしない」(松田)、「あのとき、負けて良かったと言えるように」(河合竜二)。長いリーグ戦は始まったばかりだ。今は振り返っている余裕などない。
一方、ガーロ監督のもと、優勝争いするチームへの脱皮を図るF東京にとっても、新しいサッカーがどこまで通用するかを試すには絶好の相手だろう。新システムでレギュラーを任されている鈴木、馬場、伊野波をはじめ、フレッシュなプレーヤーが魅力のF東京。彼らがのびのびとボールを運べば、中盤の展開もぐっと優位に動いてくる。
攻撃的な両チームだけに、貪欲にゴールを奪い合うおもしろい展開が期待できるだろう。
以上
2006.03.30 Reported by 近藤泰秀(インサイド)
J’s GOALニュース
一覧へ【J1:第6節 横浜FM vs F東京 プレビュー】好調を維持する横浜FMが、苦手・F東京をホームに迎える一戦。積極的にゴールを狙い合う展開に期待。(06.03.31)
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