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【J1:第12節 浦和 vs 鹿島 プレビュー】連敗だけは避けたい両チーム。浦和がホームで鹿島を沈め、再び首位返り咲きなるか?(06.05.07)

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5月7日(日)J1 第12節 浦和 vs 鹿島(15:00KICK OFF/埼玉)
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-スターティングメンバーは、試合開始約2時間前に各試合のスコアボード「試合詳細」に掲載されます-
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3日の千葉戦に完敗し、再び首位陥落となった2位・浦和。7日には中3日で、勝ち点1差の4位・鹿島戦との大一番を迎えるが、果たしてリーグ中断前の一戦を勝利で終えることができるだろうか。敗れれば、今季初の連敗、今季ホーム初黒星となってしまうだけに、その行方は気になるところだ。

開幕直後は強さだけが目立っていた浦和も、開幕から2カ月が経過し、やや調子は下り坂に差し掛かっている。第9節の清水戦に1対2と敗れると、続く第10節の大宮との“さいたまダービー”には2対0と勝利するも、第11節の千葉戦には0対2と敗戦。千葉戦は、「アグレッシブさとスピードで相手を下回り」(ブッフバルト監督)、文字通りの完敗だった。

もちろん、MF鈴木を出場停止、DF堀之内(右ひざを打撲)、GK都築(右ひざのじん帯を痛め、全治約3週間)を故障で欠いた影響があったかもしれない。だが、敵地フクアリで千葉の気迫に押され、運動量でも圧倒されると、攻撃は見せ場なく、リーグ最小失点を誇る自慢の守備も不安を覗かせ、清水戦に続いての2失点を喫した。
攻撃が噛み合わずに攻め急ぎ、リズムを崩し、先に失点。そして、バランスを崩して得点をねらいにいった裏を突かれるといったパターンだ。

とにかく、攻撃にもう少し連動性が欲しい。ワシントン、ポンテらの単独突破もいいが、鹿島戦では周囲の選手のサポートに期待したい。ワシントンの1トップということを考えても、2列目から前線に飛び出す人数、回数を増やさなければ単調な攻撃に終始することになってしまうだろう。

千葉戦では沈黙してしまったが、好調・三都主は「負けたあとの試合が大事」と意気込む。攻撃では千葉戦で途中出場した永井の右サイドでの起用が有効だと思うが、メンバーおよびポジションに変化はあるだろうか。チーム状況が苦しいときにこそ、“豊富な選手層”を使いこなしたいところだ。

一方、敵地・埼玉に乗り込む鹿島としても、前節の大分戦で黒星(0対1)を喫しているだけに連敗は避けたいところだろう。ポイントはやはり先制点となるだけに、まずはしっかりと守ったうえで、小笠原を中心とした早い攻撃で、前線のアレックス・ミネイロ、田代にいい形でボールを預けたいところ。その鹿島は右太もも裏痛のDF新井場が大分戦に続いて欠場になるとのことで、代わりは石川が務めるものと見られている。

W杯本大会も約1カ月後に迫り、15日の最終メンバー発表を前に、両チームの代表選手(浦和では小野、坪井、三都主、長谷部。鹿島では小笠原、本山)の活躍にも期待が集まるが、彼らの出来がそのまま勝敗に直結する可能性もあるだろう。

とにもかくにも浦和対鹿島の一戦が第12節最大の注目カードであることだけは間違いなさそうだ。

以上

2006.05.06 Reported by 栗原正夫

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■特J!プレイヤー: 三都主 アレサンドロ選手(浦和)
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