5月7日(日)J1 第12節 川崎F vs C大阪(15:00KICK OFF/等々力)
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暫定ではあるが、前節の結果を受けて川崎フロンターレが首位に立った。選手たちに話を聞くと、その順位がプレッシャーになることはないと話していたが、ただ、今後チームの周囲が騒がしくなるに従って現在の状況を意識してくる事になるのだろう。そしてそうした順位の重みを感じるには、この試合は一番わかりやすい対戦になるのかもしれない。対するセレッソ大阪は最下位に低迷している。
ホームで戦ったリーグ戦5試合のうち、三度2-2の引き分けを演じている川崎Fは、キャプテン伊藤宏樹の「ホームで2-2での引き分けが続いていますし、そこは納得できていない。ホームで勝てないとすっきりできないですし、なんとかホームで勝ちたいです」というコメントに代表されるように、勝利に対する気持ちが強い。
順位や勝利といった状況が重なり、平常心を失うような事があると川崎Fには難しい状況が生まれるが、そうした状況をどのようにコントロールしていくのかは注目したい点だ。
ちなみに川崎Fにとってのポイントの一つは、負傷者の戦線への復帰ということになりそう。それぞれケガで前節を欠場したジュニーニョと寺田周平はすでに練習には復帰しており、あとはコンディション的にどこまで回復しているのかが出場に向けた判断材料となる。ちなみにこの二人が欠場した場合でも、全体のレベルが同等に保てるほどには選手層に厚みがあるという点が、川崎Fの好調さを裏付けている。
C大阪の警戒すべき選手として、複数の選手から名前を挙げられていたのが西澤明訓と森島寛晃のコンビだった。その老練なホットラインは、さすがに怖さを持っている。その一方で気になるのが、この試合を出場停止で欠場する下村東美の穴をだれが埋めるのかという部分。中盤の要となるポジションであり、代替出場の選手のできが試合を左右することになる。
前節の2ゴールを加え、川崎Fの総得点は31点にまで伸びており、得点力1位という結果が出ている。ちなみにC大阪は、ワースト2位の25失点。可能性として、驚きのスコアで試合が終わるという事もあり得るだろう。
中断前のリーグ戦はこれが最終戦となる。そういう意味で、最下位のC大阪は死にものぐるいの戦いを見せて来るはずだ。川崎Fにとってそうした戦う姿勢は怖さとなるが、そんな相手に対してどのような試合を見せるのか、注目したい点だ。ちなみに川崎Fに首位の気負いはそれほどないが、なかなかホームで勝てていないという結果がわずかではあるが心理的な重荷になっている。勝ち点がほしいC大阪は、そうした心の隙をつくような試合運びを見せたい。
以上
2006.05.06 Reported by 江藤高志
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■特J!プレイヤー: 我那覇 和樹選手(川崎F)
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