5月17日(水)ヤマザキナビスコカップ F東京 vs 浦和(19:00KICK OFF/味スタ)
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4連敗で、早くもナビスコカップ予選リーグ敗退が決まったF東京、4連勝で決勝トーナメント進出を決めた浦和。ナビスコカップ第5節、グループAではそんな対照的な2チームが対戦する。
しかし、F東京と浦和の対戦にはなぜか熱戦を期待してしまう。2年前のナビスコカップ決勝での死闘(PK戦の末に退場者を出したF東京が勝利)が思い出されるからかもしれない。少し前まで、浦和に得意意識さえあったF東京だが、そのナビスコカップ決勝以降は、公式戦5連敗中。昨季はリーグ戦で2敗、5回戦で激突した天皇杯でも敗れ、今季もナビスコカップ第1節で黒星と、ここ最近は浦和に完敗しており、そろそろ勝利を期待したいところだ。
とは言え、F東京が置かれている状況は決してよくない。14日に行なわれたナビスコカップ第4節では、同じく勝ち星のなかった福岡にホームで0対1と敗戦。覇気の感じられない試合内容で、「立ち上がりは蹴ろうということだった」(梶山陽平)、「ハーフタイムに長いボールを蹴り過ぎだと監督に怒られた」(宮沢正史)と、選手と監督の間で戦い方の食い違いが感じられるなど、定着したかに思われたガーロ・サッカーにひずみもみられた。
しかし、決してチームが間違った方向に進んでいるわけではない。リーグ戦第10節、第11節で名古屋と甲府に連勝したときには、ガーロ監督掲げる「ポゼッションサッカー」が消化されつつあるのが感じられた。梶山陽平、今野泰幸、宮沢正史とトップ下のルーカス。中盤が確実に機能したときには強さを見せており、意識の食い違いも過渡期にあるためのものだろう。中2日でいかに修正を加えるか。まだまだ走り出したばかりのF東京だけに、完敗を喫した次の試合の戦い方が非常に重要となる。
そんななか、浦和戦では梶山に注目したい。福岡戦でF東京・ガーロ監督は、ここまでリーグ戦での1試合を除くすべてで先発起用してきた梶山に対し、「グラウンドで歩く機会が多く、マークにも付けていない、パスミスも多い」と厳しい言葉を投げかけ、前半のみでベンチに下げた。ガーロ監督は、浦和戦では先発に起用するメンバーの変更の可能性もほのめかしているが、「いつもはもっとよいプレーができる選手」と、20歳のキーマンへの期待は大きいはず。梶山には名誉挽回の機会を活かしてほしいところだ。
また、F東京にとってはチームとしても名誉挽回したいところ。熱くて温かいサポーターを前に、ホームで3連敗(リーグ戦の大宮戦も含む)は許されない。ナビスコカップからの敗退が決まり、モチベーション低下が心配されるF東京だが、ただの消化試合にできない理由とプライドがある。
なお、F東京では左サイドの鈴木が出場停止となる。
一方、前戦の横浜FM戦ではシュート数4本(相手の横浜FMは11本)という内容ながら、2対1で勝点3を手にした浦和。今季の浦和は、内容では相手に押されながらも、勝ち切る強さが感じられる。F東京戦での不安材料は、前戦で負傷退場したポンテを欠くことだ。攻撃にリズムをもたらす選手だけに、痛い離脱。ただ、レギュラークラスの選手がベンチを温めるほど層が厚い浦和だけに、代わってチャンスを与えられた選手が高いモチベーションで穴を埋めてくれそうだ。また、W杯のメンバー入りは逃したものの、次世代の日本代表を狙う逸材、長谷部誠のゲームメイクにも期待したい。
以上
2006.05.16 Reported by 小川典子(ISM)
J’s GOALニュース
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