5月17日（水） 2006 J2リーグ戦 第16節
山形 2 - 1 湘南　（19:04／山形県／2,845人）
得点者：'24 林晃平（山形）、'29 内山俊彦（山形）、'89 坂本紘司（湘南）
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●林晃平 選手（山形）：
Q:先制のゴールについて。
「前の試合や、練習中とか紅白戦とかでも、自分から動き出してくれということをザイさん（財前）から言われていて、僕が動き出したところにザイさんがいいボールを蹴ってくれました。タイミングと、ニアに、相手の手前に入るというところは狙いどおりでした。あとはシュートをなんとかして飛ばしたらなんとかなりました。相手の嫌なところへ飛び込んでいくことは必要なのですけど、あれでもし僕が触れなくても、後ろに誰かいて詰めてくれてるかもしれないので」

Q:３点目が欲しかったと思うが、取れなかったことを残念に思いますか？
「そうですね。３点取っていたら最後の失点もなかったかもしれないし、もっと楽にゲームが進められたかなと思います。僕もチャンスが２、３回あったので、そういうところをもっと決めきれればよかったと思います」

●財前宣之 選手（山形）：
Q:２得点ともアシストを記録しました。
「ああいうクロスは、自分が得意として今までやってきているので、いい形で落ち着いて上げられました」

Q:２連勝で調子もよくなってきていると思いますがどうですか？
「課題はまだまだいろいろありますけど、第２クールが始まって２連勝できてるということで、雰囲気もよくなりますし、結果が出てるということは、内容に関係なくいいことだと思います」

Q:課題と言うのは？
「２−０になってからバタバタしちゃうことが多いので。まだ全体の考えがまとまってなかったかなと思います。もっと落ち着いてできると思います」

Q:ポジションが中盤に戻ってからの動きは？
「フリーになるシーンが多いですね。もともと中盤の選手なので、いまはやりやすく、自由にやってます」

Q:東京V戦は楽しみですか？
「やっぱり、上位とやるときは常に楽しみだし、強いチームとやるときは常に。いい意味で楽しみたいですね。勝たなきゃ何の意味もないので、チャレンジャー精神でやります」
●秋葉勝選手（山形）：
「前半はフリーランニングをして前へ行っていたんですけど、後半はバランスも気にしながら、２−０っていうことで、守備のほうを多めに見ながら。あまりバランスを崩さないように、カウンターを受けないようにと気を付けて入ってました。次も頑張りたいです。積極的に点を狙っていきたいです。できる限りいいプレーをして、いいゲームにしていきたいと思います」

Q:渡辺匠選手とはどんな関係でプレーしていましたか？
「守備のときは横ですけど、攻撃のときはどっちかがサポートに行くということにしています。匠さんのほうが守備的かもしれませんけど、ゲームになればどちらか一人が残ればいいという意識でやってます」

●木村誠選手（山形）：
「攻めているときにバランスを考えながらやる、残っている相手選手にどうやって付く、というのがはっきりしてきたので、別に危ない場面もなくやれてるところが、連勝につながってると思います。決定機の多さはいつもどおりだったと思います。今までもそんなに悪いとは思っていないですけど、プレスをかける場所もはっきりしてきたし、後ろはバランスを考えているし、センターバックからもよく声がかかるし、いい感じだと思います」
Q:今日は右ＳＢに入って佐藤悠介選手とマッチアップする位置でしたが、守備ではどんなことに気を付けて入りましたか？
「左利きでうまい選手と聞いていたので、最初に１対１になったときにやられてしまったんですけど、そこからの対応では左足側を切るようにしました」

Q:連戦が続きますけど、体の状態は？
「僕は連戦はあまり慣れてないのですけど（笑）、こうやって試合に出てるという喜びみたいなものはあります。でも今日みたいなことをやっていたら情けないというか、みんな申し訳ないと思います。足がつって最悪だったんですけど、ディフェンスがつっちゃダメだと思うので、今日みたいなプレーじゃなくて、もっとしっかりやらなきゃダメだなと思います」


●加藤望選手（湘南）：
「自滅した感じですね。別に悪くはないけど、自分たちで苦しいほうに、苦しいほうに行っちゃった気がします。もっとつなげるところを蹴っちゃったりとか、チグハグだった印象がありますね。一人ひとりが、最善のことを探し過ぎてるような。見える人に預けて動くとか、もっともっとシンプルにやるべきだったなあと思います。それぞれが、もっといいところ、もっといいところと探し過ぎて、難しいほうを選択していって、だんだん自分たちのリズムが崩れていったような感じでした。これも実力でしょう。

簡単に預けて動き直して、預けて動き直して、みんながそういうことをやることによって、自分たちの先手になっていく。そして、相手が後手後手になったところで、余裕を持って自分のアイディアだったりというのを出していけると思うんですけど、最初からそれをやろうとして、相手の懐で頑張り過ぎてしまう。全体として見て、簡単に簡単にやって、流れとして先手を取れたときに初めて仕掛けるというやり方をやればいいのに、その前に崩しにかかっちゃうから単発に終わったような気がしました」

以上