今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【ヤマザキナビスコカップ 新潟 vs 広島 レポート】広島は佐藤寿人が意地の決勝ゴール。新潟は堅守を崩せず、予選敗退。(06.05.21)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
5月21日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ
新潟 0 - 1 広島 (15:00/新潟ス/37,200人)
得点者:'16 佐藤寿人(広島)
----------
■特J!プレイヤー: 佐藤 寿人選手(広島)
 (選手名をクリック&投票して、JOMOオールスターサッカーに選出しよう!)
----------

新潟は決勝トーナメント進出にわずかな可能性が残っていたが、最低条件の勝点3をつかむことが出来なかった。広島は自分たちの戦い方を貫き、意地をみせた。前半16分、広島は服部公太の左サイドからのクロスに、佐藤寿人がファーから走り込んで頭で合わせ、先制点。新潟は後半は2バックにするなど、合計26本のシュートを放つが、この1点に追いつくことができなかった。

疲労し切った表情で、ゴール裏にあいさつをする新潟のメンバー。スタンドからは激励のコールにブーイングが入り交じる。「悔しい。点を取らなければならなかった」。FW中原貴之は目を潤ませた。

シュート数は新潟の26に対し、広島が10。コーナーキックは新潟が11、広島が2。数字が示す通りに新潟が攻めまくる展開だった。後半、田中亜土夢、岡山哲也と攻撃タイプの選手を投入。守備的な選手は海本慶治と中野洋司だけで、この2人が後方に残り、ほかの8人のフィールドプレーヤーは攻め上がる布陣だった。

それでも攻めきれなかった。広島はハーフウエー付近に佐藤を残すだけ。GK含めて10人で守った。「今のうちのサッカーはできた」と上野優作が言うように、新潟の攻撃よりも、広島の守備の姿勢が上回った。

隙を見せたのも新潟だった。佐藤に奪われたゴールは相手のカウンターへの対処がわずかにズレたもの。前半16分、右サイドの李漢宰を起点に左にボールが流れ、服部がアーリークロス。佐藤がピッタリのタイミングでヘディング。「新潟の守備にスペースがあった。服部さんがベストのボールを入れてくれた」と佐藤。新潟のGK北野貴之は「やられました。どうしようもなかった」と唇をかむ。このシーンがその後の攻守に徹する区別をつけた。
「狙い通りの攻撃はできていた。ただ、プレーの精度がもうひとつ」。新潟の鈴木淳監督は課題を挙げた。前回の広島戦、前節の千葉戦に続いて3試合連続無得点で中断期間に入る。ゴール前でボールをつなぎ、強弱をつけて展開するなど、スタイルは浸透してきた。要所で得点につながるプレーを出し切れるかが、リーグ戦再開に向けての修正点になる。
広島は望月一頼監督が就任後、守備を固めてカウンターのスタイルを通してきた。今後は堅守をベースにどうチームを組み立てるかがテーマになってくる。

予選敗退が決まった両チームにとって、再開までの宿題が見えたことは共通した収穫だった。

以上

2006.05.21 Reported by 斎藤 慎一郎
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/21(日) 10:00 知られざる副審の日常とジャッジの裏側——Jリーグ プロフェッショナルレフェリー・西橋勲に密着