5月27日（土）J2 第18節 横浜FC vs 愛媛（14:00KICK OFF/三ツ沢）
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J2勝敗予想ゲーム！27日14:00締め切り！
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14試合負けなしと、その試合ごとに不敗記録を着実に延ばしている横浜FC。15節の仙台戦・17節の鳥栖戦と引き分けが続き（16節は試合予定なし）、首位・柏と並んでいた勝点も5差と少し開いてきたものの、しっかりと2位の座を守っている。
総失点もわずか3のままで、J2リーグ1桁失点は既に横浜FCだけとなった。最後の失点はいつのことだったか…と記憶を辿らなくてはならないほどで、横浜FCの最近の失点シーンはもう1ヶ月も前のことになる（4/18・神戸戦）。
「失点も少ないが、得点力不足とも言われているので…」と話してくれたのは吉野。これまで15試合を終えての総得点は14。1試合平均約1得点と考えるとそうも思わないが、J2リーグで3番目に少ない現状を見ると「得点力不足」という印象を与えるのかもしれない。
ここ2試合は無得点のまま試合を終えていることを振り返れば、そろそろ得点が欲しいところ。ファンもそんなシーンを心待ちにしているはずだ。

その横浜FCが今節三ツ沢に迎えるのは愛媛。そう、J2・13チームの中で、横浜FCが唯一土をつけられた相手との対戦だ。「愛媛もそうだが、うちもあの時（開幕戦）からチームとして成長しているので、この間とは違う戦いになると思う」と話してくれたのは鄭。その鄭は「愛媛を相手にどれだけ効果的な攻撃が出来るのか…がポイントになってくる」と続けた。
確かに点を取られなければ負けないが、点を取らないと勝てないのもサッカー。吉野も「引いてくる相手に対して、どう崩すかはとても難しい。ひと工夫、ふた工夫しなくては…」と話し、愛媛戦に向け静かに闘志を燃やしている様子だった。

対する愛媛は、アウェイでは勝てない…と言われ続けていたが、16節では水戸に勝利。12節以降を4戦負けなしで来ていたが、前節は首位・柏に後半残り10分を切ったところでゴールを決められ黒星を喫してしまった。今節では、その勢いをまた取り戻したいところだろう。
柏には敗れはしたものの、「残り10分まで自分たちのサッカーができたことは収穫。あとは残り5分、10分が大事（金守）」と、手応えは掴んでいる。
ここ最近、愛媛は練習試合などで結果を残した選手の積極起用が目立つ。今回の横浜FCとの対戦でも、そういった采配があるかもしれない。先日の練習試合で2得点を挙げた川井健太が今季初めてメンバーに名を連ねれば、そういった好調を維持する選手の投入で、後半に流れを変えてくることも大いに考えられるだろう。
明日は90分を通して最後までの集中力と、決定力が試合の明暗を分けることになるかもしれない。

そんな愛媛との一戦を前にして、「明日は開幕戦のリベンジ」と、横浜FCの選手たちは意気込みを語ってくれた。「借りはキッチリ返さないと」チームを率いる指揮官の鼻息も荒い。
開幕戦での屈辱をきっちりと晴らすことが出来るか、明日の三ツ沢には注目だ。


以上

2006.05.26 Reported by 浅野有香