7月12日(水) 2006 J2リーグ戦 第27節
山形 2 - 0 愛媛 (19:04/山形県/2,803人)
得点者:'89 レアンドロ(山形)、'89 レアンドロ(山形)
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●樋口靖洋監督(山形):
「まず、第3クールのスタートを勝ち点3という形で切れたことを喜びます。率直にうれしいです。ただ、今日のゲームに関しては、愛媛FCは非常に組織だった守備ができて、その完成度は、私はJ2のなかでもトップクラスじゃないかと、ここまで2戦戦って思っていました。その意味では、今日のゲームは非常に難しくなると思っていました。案の定、そういう形になりまして、なかなか主導権を取れない内容だったと思います。ただ、私たちもなかなか攻撃の形をつくらせてもらえませんでしたが、相手にもあまり効果的なことはやらせていない。そういう内容のゲームだったと思います。
そのなかで選手たちにはハーフタイムに、『これは我慢のゲームだ。いかにバランスを崩さずに1点を取って勝ち点3を奪うかというゲームになるので、しっかりとバランスを保って1点を狙いにいこう』という話をして、ちょっと遅かったですけど、最後の最後に取る形をつくってくれたと思います。そのことを選手には感謝します。
第1クールで失った勝ち点が、私たちはあまりにも多いです。第2クールでかなり、選手たちの頑張りによってその分を挽回することができました。ただ、あと半分残っている第3クール、第4クールで、第1クールの分を多く取り戻すためにも、今日のスタートは、結果には非常に満足しています」
Q:結果には満足とのことですが、内容的にはどういったことが課題ですか?
「しっかりと組織をつくられたとき、なかなかスペースを与えられないときが、我々が苦しむときだと思います。スペースをつくるためには、もう少しダイナミックな動きが必要かと思います。前線の動きで相手のラインを下げれたとか、それでできたスペースを間で取って使う。それから、もう少し効果的にサイドをしっかりと攻めきるということが必要かと思います。前半はどうしても、相手のラインが浅いこともあって、前へ前へゴールに行きすぎて、むしろ跳ね返されてチャンスをつくれなかったと思っていますので、その辺を改善したいと思います」
Q:ダイナミックな動きで言えば、今日も途中出場の根本選手が得点に絡んでいますが、途中から入ったFWの活躍は大きいですか?
「そうですね。彼が動き出すときには、スペースへの飛び出しを中途半端ではなく、走りきれということで送り出して、それをしっかりとやってくれたと思います。彼はそういう特長を持っているので、しっかりとその特長を出してくれたと思います」
Q:柏戦(第25節)に勝ったときに、「この試合がターニングポイントになれば」と話していましたが、どうでしょう?
「選手たちは、そういうメンタリティをあのゲームからしっかりと持ってくれて、あれから選手たちには『柏戦をスタンダードにしよう』と言っています。内容的には暑さとか疲労、出場停止等でこれからも欠けてきます。いろいろと問題があるんですけども、メンタリティとしてはそこをきっかけとして、もう一度狙っていこうという形になっていると思います」
Q:今日のレアンドロ選手の出来と、FWを交代したときに、レアンドロ選手ではなく林選手と交代した理由を教えてください。
「レアンドロに関しては、前半は非常に動き出しが遅かったのと、動きの量が少なかったですね。林晃平と縦の関係をつくって、常にどちらかが裏でどちらかが足元ということを意識していたんですけども、これは林晃平も含めて、全体として動きの量が少ない、走り切れてないという部分があったと思います。後半は相手の疲れもあって、向こうの足が少しずつ止まってきてスペースができ始めてから、彼はそういうところを発揮してくれたと思います。交代に関しては、どっちが疲れてるかなという部分ですね。起点になれるという部分では、レアンドロがしっかりと足元で起点になってる。ベンチにいる選手で飛び出していける選手ということで、タイプからいって林と根本を代えたほうがいいかなという判断です」
Q:終盤に時間が少なくなるなかで、バランスも崩したくないということで、引き分けを覚悟するようなところはありましたか?
「いや、選手交代をし始めたところでは、僕は1点を取りにいかなきゃいけないという意識で選手を代えてます。だから、ギリギリのところで保ちながら、どこかでリスクを冒して攻めていかなきゃいけないというところでは、引き分けは考えていませんでした」
Q:2人目の交代の佐々木選手の投入のタイミングの見極めはどんな感じだったんでしょうか?
「中盤は高橋と財前、どちらかと代えるというのが頭にありました。どっちの疲労があるかな、と考えて疲れてきたほうと代えなきゃいけないというのがひとつ。それと、やはり佐々木というのは攻撃の部分での切り札、流れを変えれる選手ですね。右からのクロスを持ってる、仕掛けるドリブルを持ってる。相手にとっては、途中から入ってきて嫌な選手だと思います。彼を入れる、イコール、引き分けじゃなく点を取りにいくんだというメッセージを込めて、あの時間に勝負を懸けなきゃということで入れました」
Q:もうちよっと早くという考えはありませんでしたか?
「高橋が、特に後半になってダイナミックな動きをしてくれました。前半よりもむしろダイナミックな動きができてたという部分があったので、あそこまで引っ張ったということがあります」
以上















