7月29日(土) 2006 J2リーグ戦 第31節
仙台 0 - 1 鳥栖 (19:04/ユアスタ/14,592人)
得点者:'24 山口貴之(鳥栖)
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●ジョエルサンタナ監督(仙台):
「水曜日のゲームとは全く違う試合になってしまった。
前にも話をしたが、ここでプレーをする時、なぜなのかチームが焦って、慌てて、落ち着きがないプレーをしてしまう。
そして20試合以上今までプレーしているが、どの試合でも相手チームはうちの重要な選手、特にロペスをマークしてくる。そのロペスを使おうとする場面が多すぎると思う。
今回もロペスを止めに、特定の選手が入っていた。その選手はロペスにあまりにも強く何度も行ってしまったため退場になったが、交代で入った選手も同じ役割を持っていた。だから結局、ゲームにはならないという状態だった。相手もプレーを遅らせたり、ボールをピッチに放り込んだりしていた。
もちろん、相手はうちより賢くプレーしたから勝った。相手がこういう風にブロックしてきた時には、しっかりつないで、よりワイドにプレーし、チャンスを待たないといけない。それをする賢さがうちにはなかった。
そして今日もパスミスから相手のチャンスが生まれ、シュートを打たれてそれが失点になった。
3日前に、アウェイゲームで非常に難しい相手に対していいプレーを見せていたのに、今日はそれができなかった」
Q:後半続けざまに投入した、梁選手、萬代選手の投入の意図は?
「まず、右サイドでよりゲームメイクをしようと思った。梁は中盤のサイドで、そういう仕事が出来る選手だ。
そしてペナルティエリアの中で競る選手を一枚増やした。
今日は全く、交代の効果がなかった。何も起こらなかった。梁がサイドで見せたプレーは少なかった。梁は基本的に34番(山城)の近くでプレーをして、萬代はもっとペナルティエリア内で落ち着かないといけない。萬代は元々落ち着いている選手だが、今日はナーバスなゲームに入って、自分もそのゲームの一部になってしまった。
そして負けたから言うわけではないが、今日のベガルタは非常に悪かった。いいプレーがなかった。
このゲームで何に気をつけなくてはいけなかったかといえば、まずは相手の11番(新居)、非常にいい選手で、彼はスペースを使って走り、うちのディフェンスをかき回していた。
そして、ワイドにプレーしながら、斜めにプレーしていかないと、得点は生まれない」
Q:これまでは決定力不足でこういうスコアになる試合が多かったが、今日は決定機すら作れない状態だった。その理由は?
「プレーが良くなかったからだ。全員が良くなかった。
今日目立った選手はいなかった。一人だけ例に挙げると、セキ(関口)は非常にスピードのある選手だが、前半は『なぜか?』と聞かれても私にはわからないが、1度もパスを成功させることがなかった。ボルジェスも、チアゴも、シュートを打っていない。
相手がこういうことをしてくるのはわかっているのに、落ち着いてプレーをしない。そして彼らはイライラしてしまった。そして実際にはチャンスメークなどなく、ただボールが行ったり来たりしているだけ、落ち着くことがなかった。前へ放り込んでも何も起こらないのだから、もっと落ち着いてボールをつながなくてはいけない」
Q:先ほど鳥栖の松本監督から「ロペスを抑えると仙台の7割を抑えられる」というコメントがあった。確かに仙台に『ゲームをさせない』ために、いつもと違う戦い方をしてくるチームが多いのは事実だが、そういった相手に繰り返し苦しみ続けているという状況をどう考えているか?
「マンツーマンのマークが付いてきた時、マークを受ける選手がやらなくてはいけないことは2つある。一つは、サイドに流れて、マークしている選手をサイドに引っ張っていく。あるいは中央の深いところに入っていって、真ん中を空けるということをしないといけない。そしてマークされている選手が中盤にいるときに、そこにボールを出さないことも重要だ。
だが、マークをするということと、相手のプレーを阻止する、切るということは別物だ。今日の相手は、ベガルタのプレーを阻止しようとしていた。退場者が出たが、その選手は退場するまでに、8回ほどファールをしている。その後入ってきた選手も同じような感じだったから、全くプレーできない状態だ。そしてこのビデオを見て、インプレーの時間を計ってみても、前半後半共に25分も無いと思う。これはディナーを賭けてもよい。
ベガルタの力をアウェイゲームで中和させて、自分たちが勝つということを行ったのだから、それは彼らを讃えるべきである。しかし、プレーがあったかどうかといえば、今日のゲームでプレーは無かった。
そして私は試合に挑むたびに、少なくとも2試合、相手チームのビデオを見る。さらにスカウティングにコーチを送っている。試合を通して見なくても、今日の試合と、前節、前々節の試合を比較すれば(相手の姿が)違うということがわかると思う。今日のゲームでは、相手はひじを掴んできたり、倒れたりということをしてきたが、他の試合ではそういうことはしていなかった。それはあってはならないことだが、うちの選手も今日は良くなかった」
以上













